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それから数日後。
その日もまた書庫整理にかかっていた時のことである。
館内に非常ベルが鳴り響き、次いで切迫した館内放送が響いた。
〈哨戒中の警備より入電、良化特務期間が当館周辺に展開中!総員、至急警戒態勢に着け!館内に残っている利用者は至急館外へ退去してください!〉
「丸山」
『行こう』
言うことはこれだけでいい。
私は笠原と共に走り出した。
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〈業務部より緊急伝達!敵の狙いは西館、第四会議室!〉
非常集でかけつけていた笠原はぎょっとして、私は館内放送のスピーカーを見上げた。これは紛れもない柴崎の声。
笠原と二人で目を会わせて何かを話すまでもなく、手短な窓を開けて中庭に飛び出し非常階段に向かう。
「おい!命令と違うだろ!」
……確かに堂上教官から下った"正門の防衛に合流する"命令は無視することになる。でも、それでも、私たちは行くよ。
『ごめん手塚、言いたいことはあると思うけど私と笠原は柴崎を信じる!』
「丸山まで……!くそっ」
「あんたは来なくていいわよ!」
「お前らの単独行動を見過ごすほうが問題なんだよ!」
走りながら手塚が無線を手探りで操作して、堂上教官にこの状況を伝えた。
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青龍 葵(プロフ) - 完結はされるんでしょうか？ (2019年8月13日 9時) (
レス) id: 027b8ced49 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ( 'ω')ﾌｧｯ!!? 更新お疲れ様です！めっちゃ嬉しいです！有り難うございます！ (2019年5月14日 22時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 更新停止辛み…めちゃくちゃ続き読みたい（泣） (2019年5月12日 22時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
あんな - そうですよね！ この小説を読みながら妄想します！応援してます！ (2018年9月16日 11時) (レス) id: 6c4e3cb133 (このIDを非表示/違反報告)
-naki-(プロフ) - あんなさん» コメントありがとうございます！小牧教官かっこいいですよね…映画でも小説でもアニメでも漫画でも最高です！ (2018年9月16日 11時) (レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2018年9月10日 14時
