VIXX's短編集 PART6

☆ただの家庭教師☆ホンビン ページ46

リクエストの続きです
今回はホンビン
………………………………

HB「よろしく。Aさん♪」
え…？この人がわたしの家庭教師？
すっごいイケメン…おまけに優しそう

好きだって言おう…と決意したのは中学受験を控えていた遠い昔の話

HB「…あのさ、何回も言うけど何のために僕がずっとカテキョしてるか知ってる？」


「…わたしの成績を上げるためです」
中学受験、高校受験とことごとく失敗しかけたわたしはそれ以降、ホンビン先生のご機嫌を取れる存在ではなかった
むしろイライラを募らせる原因

HB「今まではギリギリで合格だけど…大学受験まで綱渡りさせないでくれるかなぁ？」


「ごめんなさい…( ；∀；)」


HB「はぁ…でも、あっという間だね？」


「！」
そうだ…これが終わったらホンビン先生とは本当にお別れ…

「！っ…」
つらい…だって、勉強しててもいじわる言われてもずっとずっと好きなのには変わりなかったから

HB「そろそろ大学生か…」


「…先生」


HB「何？」


「…わたしが大学生になったら先生はいないの？」


HB「！…いないよ」

ｽﾞｷｯ
「！っ…そう、ですよね！」
わたし、何いってるの？先生はいるはずないでしょ？

HB「…先生としてはね」


「え…？」
先生がわたしの腕を優しくつかむ

HB「…僕が何の感情もなしに先生なんてやってられると思った？」


「！先生…？」


HB「僕だって、いやだよ…でも、わかってる」


「え…」

ﾁｭ…
「！っ…あ…////」
腕にやわらかな感触がする

HB「Aにいい結果が出たら…きっとこのあとの未来もいいことばかりだって…ね？」


「！っ…先生…////」
わたし、期待していいんだよね？

HB「！…あーあ、せっかく合格までは我慢しようと思ったのに…」

ｸﾞｲｯ
「！」
腕を引っ張られてベッドに倒れた
わたしの上には先生が乗っている

「先生…HB「じゃなくて、ホンビン…そう呼ばないと犯罪でしょ？(笑)」


「！っ…ホン…ビン…////」


HB「！…かわいい」


「…いいの？わたし…受験生だし、いっぱい迷惑かけたし…」


HB「たまには息抜きしないと疲れるよ…それに、迷惑だと思ってたらすぐカテキョなんて辞めてる…Aにわかったかな？」


(僕もただカテキョをしてなかったってね)

END
次はヒョギ

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