VIXX's短編集 PART6

☆幽霊物件と恋心２☆レオ ページ37

リクエストの続きです
今回はレオ
……………………………

「はぁ…」
この幽霊物件に住みはじめて少しずつ慣れてきたなぁ…広いからまだ行ってないところあるけど
思えばこんなに大きいのに家賃激安なんて甘すぎた話だよね…

??「A…来て」


「！」
またわたしを…誰？
わたしは呼ばれた方に脚が動く

着いたのはキッチン
そこにはまた１人？いる

「！レオ…」


LE「…やっと来た」
わたしがエネネンの次に苦手な彼
だって怖いから…多分普通の幽霊もびっくりするよ…(´д｀|||)

LE「…A」

ｿﾞｸｯ…
「！っ…呼ばないで…」
名前を呼ばれると身体が次の命令を待つようになる

「！っ…エネネンにもされたけどこんなのひどい…レオはわたしを操って何がしたいの？」
わたしは頑張って逃げようとする

LE「…A、止まって」


「！」
脚が動かない…
ダメ、なんとかして逃げないと…レオもエネネンと一緒なのよ…

LE「…楽にして。ここにいるなら縛らない」
そう言われてわたしは身体の力が抜ける

LE「はい」
レオがわたしにくれたのはあたたかいココア
甘い香りで心が落ち着く…

「…なんで？」


LE「…無理してるから」


「え…！」
抱きしめられる…感覚はないけど

LE「…無理してると死んでしまう…ここに幽霊はもういらない…Aがずっと元気でいてくれたらいい」


「！っ…それは、都合がいいから？」

ﾋﾟｼｯ

「いっ…！」
デコピンされた
やっぱり人間にされたみたいに痛い…

LE「幽霊に都合はない…ただ、みんな寂しいだけだよ」
そっか…寂しかったんだ

「…ごめん、レオって思った以上にいい人だね♪」


LE「！…」
え…？何か禁句言った？威圧感がすごい…

LE「…思った以上にとか…むかつく。あと、エンみたいなバカと一緒にするな」


「んっ…！」
またキスされる…本当に幽霊なの？
コーヒーでも飲んだみたいな苦い味がする…でもすごく甘い…おかしくなりそう

「はぁ…レオ…やめて…////」


LE「…本名教えてないからきかない」
だからなんで教えてくれないの！？

LE「本名なんて教えたらたとえ幽霊だろうと下僕だ…だから本名ばらした時点でAは下僕」
そんな…(泣)

…でも負けない

「！っ…下僕なんてごめんだから！ごちそうさま！ココアは…おいしかったから…////」
わたしはカップを置いてキッチンから逃げた

LE「…かわいいやつ…////」

(彼女に下された甘いキスと苦い下僕認定)

END
次はケン

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