VIXX's短編集 PART6

☆小指の赤い糸☆レオ ページ24

リクエストの続きです
今回はレオ
………………………………

LE「…A、くっついてたら歩きにくい」


「テグンオッパの腕とわたしの手がくっついた！もうとれない！」


LE「はぁ…じゃあ、せめてこっち歩いて」


「うん…あ！」


LE「…何」
Aが小指を絡める

「ふふ、オッパとわたしは小指の赤い糸でずーっと繋がってるの♪」


LE「！…そうだな」
こういうところが彼女はかわいい
確かに赤い糸で繋がってるのかもしれない

「…ねぇ、オッパ…聞いてくれる？」


LE「何？」


「…わたしね…当たるかもしれない夢を見たの…」
夢か…彼女は予知夢をたびたび見る
幸せなものから悲しいものまで何でも…しかもすべて当たる

「オッパ…」

ﾁｭ…

LE「！」
彼女がやさしいキスをした
どことなく悲しさがある

「テグンオッパ…わたしのこと…絶対忘れないで…わたし、大好きだから…いなくなってもオッパをずっと守るね…ありがとう」

ﾄﾞﾝ！

LE「！？」
彼女に思い切り押された
すると間髪入れずに彼女に鉄骨が落ちてきた

LE「……」
何も言葉が出なくなった
もしかして…彼女は俺のために死んだ…

LE「！っ…バカ…何でこんなこと…！」
彼女の手が出ている
俺は小指を絡める…すると彼女の指も絡めてきた

LE「！っ…ずっと繋がってる…たとえ物理的に離れても、ずっとだ」
離れると指には彼女の赤い血がついた
まるで赤い糸のように…

LE「…絶対消えるなよ…A」
俺の願った言葉通り小指の赤い糸は俺が死んでも消えなかった

(赤い糸は永遠の愛の証)

END
次はケン

☆届かない想い☆ケン→←☆逆に働く破壊力☆レオ

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