VIXX's短編集 PART6

☆逆に働く破壊力☆レオ ページ23

もちこさんリクエストのレオのお話です
……………………

LE「…〜♪」
またにゃんこしか見てない…
わたしもネコは好きだから文句言えないけど…この顔に似合わないネコ好きな彼氏には文句言っていいかな？

「テグンのバカ！にゃんことわたしどっちが大事なのよ！にゃんこばかり構うなら帰って！」
大人げないけど…わたしも限界

LE「！…わかった」
あれ？帰った？

「やっぱりネコの方が大事だったの…？もう知らない！」

翌日…テグンは性懲りもなくわたしの家にきた

「…何？にゃんこならあっちだけど？」


LE「…別にいい」
え？何？見えないけどなんか持ってる…何？

LE「はい」


「…は？」
彼から渡されたのは予想していなかった
いや、予想できなかった

「…ネコミミ？」
え？何？つけろってこと…だよね。真顔で渡してきたからそうだよね？いや、何うなずいてるんだよ。早くつけろって？

…ふざけるな(怒)

ｶﾞﾝ！

「…絶対つけない！」
わたしはネコミミを床にたたきつけた

LE「…つけないならかまわない」


「は？誰もかまってほしいなんて言ってないからね！それとも何？ネコじゃないとかまえないって…きゃあっ！」
わたしは床に押し倒された

LE「…無理やりつける」


「！…は？待って、かまわないって…やだ！」
じたばたするけど彼は真顔で無理やりネコミミをつけようとしてくる

LE「…ネコもAもどっちも大事だ…でも、ネコはAにはなれないから…Aがネコになればいい」
良くないから！珍しくたくさんしゃべったけど何も解決してないから！←

「きゃっ！」
腕を本格的に取られて片手でまとめられる
ネコミミを持った手が近づく

「いやぁー！」
抵抗できないでネコミミを頭につけられた

「！っ…////」
恥ずかしい…いくらネコ好きでもこんなのつけるなんて…それに絶対ノーリアクションで…

LE「…////」


「！」
え…すごい真っ赤な顔で硬直してる

「テグン…？きゃっ！」
ネコミミを取られた

LE「…ごめん、忘れて////」
彼はそう言ってそそくさと出ていった

「…可愛かった////」
自分でつけたのにあんなリアクションするなんて…今まで見たことない顔だったな…

「…ネコミミ、か…よし」
今度来た時はネコミミ着けてお迎えしようっと♪
嫌だったのに恥じらいなんて消えたな…楽しみがひとつ増えたからか(笑)

(破壊力は時に逆に働く)

END
リクエストありがとうございます♪

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