VIXX's短編集 PART6

☆猫とメロンパン☆レオ ページ17

リクエストの続きです
今回はレオ
…………………………

「はぁ…いい天気」
この裏庭での昼休みが一番落ち着く…

ﾆｬｰ！

「！？」
ボーッとしてたら猫がわたしのメロンパンを取った

「返しなさい！」
猫でも誰でもわたしのメロンパンはあげない！←

ｺﾞﾂﾝ！

「！ったぁ…誰よ！」
げんこつなんて…！？

LE「…何してる？」
ヤバい…うちの学校で最強のモンスターと恐れられているテグンさんだ…
何？もしかしてわたし死ぬの？(泣)

「ご…ごめんなさい…でもメロンパンが…！」
ダメだよわたし！メロンパンなんていっても…

LE「メロンパンが…何？」
ひええ…超怖い…(´д｀|||)

「！っ…メロンパン…食べたいです…」
何言ってるの！？モンスターと恐れられている人をパシるようなこと言うなんて…わたし、確実に死んだな｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

「あ、あの…さっきのは冗談で…LE「ん」


「…え？」
差し出されたのはメロンパン

LE「…俺のだけどあげる」


「いいんですか…？」


LE「猫に取られたものを取り返そうとするほうがありえない」
ごめんなさい…その通りです(;´д｀)

「すみません…いただきます」
わたしはもらったメロンパンをかじる

ﾆｬｰ♪

LE「…〜♪」
失礼だけど…モンスターが笑ってるし鼻歌歌ってる…びっくり

「…その猫飼ってるんですか？」


LE「！…別に、ただかわいいから少し世話してるだけだよ」
へぇ、かわいいものが好きなんだ…意外

LE「それに動物は裏切らない…簡単にいじめる人間と違って」
もしかして…以前うちのクラスの男子をシメてたのって子猫をいじめてたから？

「…ふふっ」
テグンさんは全然モンスターなんかじゃない…強くて優しくてかっこいい素敵な人だ

ﾄﾝ

「え…！」
のんきに笑ってたら距離を詰められていた
顔が近いよ…おまけにほっぺたに手が…

LE「…げんこつされて笑ってるやつは初めてだ…名前は？」


「！っ…Aです」


LE「A？」


「はい…そうで…！」
手で口を塞がれた

LE「…タメ口でいい」


「！…うん////」
恥ずかしい…でもなんだろうこの気持ち…もっとこの人と一緒にいたい…

LE「…また食べられてる」


「え…あーっ！」
いつの間にか落としてた…
まだ半分も食べてないのに…猫のバカ…(泣)

LE「！…変なやつ」

ﾄﾞｷ…
「！っ…////」
何その笑顔…そんな顔見せられたら誰でもドキドキしちゃうよ…

(怖いけど実は心優しい彼に恋した瞬間)

END
次はエン

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