VIXX's短編集 PART6

☆悪夢は繰り返す☆エン ページ2

「エネネン…」
寝てる…寝顔もかわいい

N「ｽｰ…」


「…疲れてるよね？」
わたしもあまり会いに来れないから話したいこともいっぱいあるけど…彼も疲れてるからこのままでいいかな

N「…A」


「！エネネン…？」
寝てる…もしかして寝言？

N「！っ…はぁ…苦しい…」


「エネネン！？大丈夫？」
悪夢見てるの？どうしたらいいのかな？

N「はぁ…はぁ…」
エネネン…

ｷｭｯ

「！っ…」
わたしは彼の手を握る
どうしたらいいのかわからないから…少しでも不安を取り除きたい

N「あ……ｽｰ…ｽｰ…」
顔が落ち着いた…また眠りについたみたい

「よかった…」
わたしも安心すると眠気が襲ってきた
…………………

「…ん」
あれ？ここ、どこだ？

「ふああ…！？」
腕が…動かない
身体も起こせない

N「あ、気づいた？」


「！エネネン…これは一体…」


N「んー、夢の中？」


「え？夢の中…」
ほっぺたを引っ張って確認したいけど腕が動かない

N「はは、そんな確認しなくても夢だよ♪」


「きゃっ！」
エネネンがわたしの上に乗る

N「…知ってるかな？悪夢は繰り返すんだよ…眠ってる人にうつるんだ」


「！」
うつる…？じゃあエネネンは…

N「僕の悪夢はAにうつったんだよ…だからこれは悪夢」


「！」
そんな…

N「さぁ、もう二度と忘れないようにしてあげるよ…」


「んんっ…////」
強い力でわたしの唇を奪う
怖い…でも…すごく熱くて甘い…身体が溶けそう
夢なのに…悪夢なのにどうしてこんなにドキドキするの？

「はぁ…////」


N「…ずいぶんかわいい顔をするね？キスがよかった？」


「！っ…きゃっ！やぁっ…やめ、て…////」
服を徐々に脱がされる
このままじゃもうダメだ…いっそのこと受け入れてしまえば…
……………………

「ん…////」


N「はは、かわいい…まだ夢見てるんだね？本当は現実なのに…刷り込みって恐ろしいね♪」

ｻﾗ…

「…いつまでも見ておいて」


(僕に全てを奪われる悪夢をね…)

END

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