☆背が高い彼☆ヒョギ ページ49
「ヒョギは背が高くていいなぁ…」
誰もいなくなった放課後、落書きばかりの黒板を消す
HK「Aは小人みたいに小さいよね?(笑)」
「ひどい!気にしてるのに…よいしょ!あぁ…」
やっぱり小さいって不便…(^_^;)黒板も届かない
HK「…A」
スッ
「!」
HK「真面目なのは結構だけど…もう少し身の程を知った方がいいよ…」
「もう…ひどい(-_-;)」
そう言って黒板の下の方を消す
HK「……」
トン
「!」
わたしの顔の横に手がつかれた
「!っ…ちょっと…////」
HK「…A、最近おしゃれになったよね?」
「えっ?」
HK「香水の甘〜い香りと少しゆるく巻いた髪に短いスカート…誰か好きな男でもできた?」
サラ…
「!っ…ちがう!」
わたしはなんとか手の間から逃げる
HK「……」
ジリ…
「!っ…来ないで////」
わたしは後ずさりして逃げる…けどヒョギはそんなわたしを無視して近づいてくる
トン
「!」
壁に背中がついた
HK「…捕まえた」
グッ
「!っ…なんで…あっ…」
HK「誰に気づかれたいのか知らないけど…そんな格好してたらただの男ホイホイだよ」
「!っ…////」
HK「僕に気づかれたのが命取り…僕は優しくないから」
「!っ…やっと、気づいて…くれた」
HK「!?」
「ヒョギは小さいわたしのことを好きな人として見えてないと思ったから…わたし、おしゃれしたんだよ?」
HK「!…僕のため?」
「…こんな柄にもない格好してヒョギ以外の人に気づいてほしいとは思わない」
HK「…本当にバカだよね」
「!」
わたしの顔の高さにヒョギの顔がある
HK「金輪際こんな格好はダメ」
「んっ…////」
キスをされる
HK「…小さいから見てないなんて…僕は逆だよ」
「!」
(小さいから人一倍がんばるかわいい姿を見てたよ…前からずーっとね)
END
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若菜(プロフ) - 手がくっついた! ってめっちゃかわいくて1人で微笑んじゃいました← (2014年2月10日 23時) (レス) id: 5293c889b4 (このIDを非表示/違反報告)
しーおーりー(^_^)(プロフ) - ありがとーございます!最高です! (2013年7月21日 10時) (レス) id: f39f74d23b (このIDを非表示/違反報告)
ukm(プロフ) - 全然大丈夫です!こんな素敵なのありがとうございます♪ヤンデレ好きにゎ最高です!w (2013年7月20日 23時) (レス) id: 8e9a4f9837 (このIDを非表示/違反報告)
しーおーりー(^_^)(プロフ) - 体調不良で倒れたエン君を彼女が看病する話をお願いします (2013年7月20日 19時) (レス) id: f39f74d23b (このIDを非表示/違反報告)
ukm(プロフ) - いつもすぐ書いてくださってありがとうございます!今度はホンビンのヤンデレ系をお願いしたいです! (2013年7月20日 15時) (レス) id: 8e9a4f9837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*アヤ* | 作成日時:2013年6月19日 15時