VIXX's短編集

☆黒い王子様２☆エン ページ43

「あ、ハギョン様！」


N「！」
ヤバい…気づかれた
周りの視線が痛い(´д｀|||)

N「や、やあ、A…」
この僕に様をつけてよぶ女の子は彼女？のA
ヒョギのクラスメイトであだ名はメルヘンちゃんとか男子キラーとかなんとか
でも間違いではない。普通にかわいいしスタイルもアイドル並みにいい…ただ残念ながら頭がイカれてる←

「今日も相変わらず黒いですね♪」
王子様とか言ってるのにさりげなく僕をディスってくるんだよね(-_-;)
ディスってる気はないんだろうけど

「ハギョン様？」


N「…普段学校でもそんな感じなの？」


「えっ？まぁ、そうですね…でもハギョン様とお付き合いをはじめてから女の子から変な目で見られなくなったんです！」


N「えっ？」


「ヒョギくんが女の子たちにわたしに王子様ができたって言ってくれたんです」

ｽﾞｷ…
N「！っ…」
なんだろう？ヒョギの名前をよぶAに少し心が傷んだ…それに、僕は彼氏じゃないの？

「ハギョン様？ハギョ…んっ！」
手で彼女の口をふさぐ

「〜っ！」
嫌がってるけどやめてあげない
さらに壁に押さえつける

N「…僕は彼氏じゃなくて王子様なの？」


「！」


N「こんな野蛮なこと…王子様はしないよね」

ｽｯ
「〜！」


N「あと、僕の前でヒョギの名前を出さないで…」


「！」


N「ヒョギが好きなの？」


「〜！」
涙目で首を横に振る
…意外とかわいいかも
女の子を泣かせるのは性に合わないはずなのにな…

N「A…僕は君の何？」


「！ぷはっ…そ、そんな…ハギョン様は…////」


N「何？」


「！っ…野蛮でも、王子様です…わたしの運命の人です////」


N「んー…」
王子様なんだ…でも運命の人って言ってるからな…

ｽｯ

「！」


N「今回は多目に見てあげるよ…」


「えっ？ど、どういうことですか？」


N「まぁ、その時にわかるよ♪」
鈍感メルヘンちゃんはかなり気づくのが遅れそうだけど…あのかわいい顔を見るためにいじめてあげるか

(僕は色だけが黒いわけじゃないからね♪)

END
書いてみたかった黒い王子様の続きです(笑)

☆本音が聞きたい☆レオ→←☆板挟み恋愛☆レオ＆ヒョギ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す