VIXX's短編集

☆僕たちはここまで☆ケン ページ19

※学生設定

KN「僕さ…Aが好きだなぁ…」

ﾋﾟｼ…
「…えっ？」
ご飯を口に運ぶ瞬間、ケンの一言でスプーンが止まった

KN「あはは！大口開けたまま硬直してる(笑)」


「！っ…バカ！////」
からかってるだけ？あり得ない！

KN「そういうところもかわいいよ…」


「もう！からかってるだけで…KN「A」

ｶｼｬﾝ…

「！」


KN「普段ふざけてる僕でもさ…真剣になる時ぐらいあるよ…」


「え…ま、待って…まだご飯食べてる…KN「僕より食べることが大事？」


「食べないと死んじゃう」


KN「じゃあ僕も」

ﾄﾞｻｯ

KN「今すぐAを食べないと…Aが先に死んじゃうから…」


「えっ…や、やだ…何で…」


KN「だからさっきから言ってるけど？好きだから」


「！っ…突然すぎるよ…////」


KN「僕はがまんの限界に達したよ…毎日一緒に登校して隣の席で何もないかのように授業を受けてこうして屋上で二人きりでお昼食べて…一緒に下校する…なのに…恋人みたいなことができないなんて僕には拷問だよ」

ｽｯ…

「！」


KN「僕たちの今までの関係はここまでだよ…」

ｶﾀｶﾀ…

「！」
手が震えてる…いや、手だけじゃない…目に涙もたまってる…

「ケン…」
わたしのことが好きなのに拒絶されるのが怖いんだね…

ｷﾞｭｯ

KN「！っ…知らないよ…？そんなことして…」


「いいの…わたしもケンのことが大好きだから」


KN「！っ…ありがとう」


「！…うん////」

(目に涙のたまった彼の笑顔は今までに見たことがないぐらい綺麗だった)

END

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