Liar×Liar×Liar

Liar 14 ページ19

光side



光｢大貴…？部屋、入ってもいい？｣

大貴｢ひか…？どうしたの…？｣



軽く３回、大貴の部屋の扉をノックすると大貴が出てきてくれた。



光｢ミルクティー入れたの、一緒に話しながら飲まない？｣

大貴｢うん…。飲む。｣

光｢大貴はお砂糖いくつだっけ？３つ？｣

大貴｢うーん…３つ。ひかは？｣

光｢私はストレート派ですからね。｣

大貴｢苦くないの…？｣

光｢慣れたらおいしいよ｣



他愛もない話をしながら２人でベットに腰かける。
大貴は私に寄りかかってきて甘えてくる。
そんな大貴がとても愛らしい。



大貴｢今日…こーたくん、怖かった…。｣

光｢宏太もね、大貴が心配なんだよ？だからああやって大貴が間違ってることをしたときは怒るの。宏太だけに限らず、裕翔も涼子もちぃも圭人も…。みんな大貴が大好きなんだよ？｣

大貴｢うん…。｣

光｢そんなに落ち込まないの！反省したんでしょ？｣

大貴｢うん…。｣

光｢反省してるならよし！早く飲まないとミルクティー冷めちゃうよ？｣

大貴｢ひかは…ひかは、大貴のこと…好き？｣



泣きそうな顔をして、不安げに聞いてくる大貴。
手に持っていたティーカップはいつのまにか机の上に置かれてて、私の手を遠慮がちに握ってくる。
そんな妹がとても愛おしい。



光｢大好きに決まってんじゃん…世界でいちばん大切な妹だよ。｣

大貴｢ほんと…？｣

光｢うん。大好きだよ。｣

大貴｢大貴もひかのこと大好き…///｣

光｢可愛いヤツめ…！！｣

大貴｢可愛くない…よ。｣

光｢お姉ちゃんにとって妹は可愛いものなの！！ね、大貴！今日は一緒にお風呂入って一緒に寝よう？｣

大貴｢一緒にお風呂は恥ずかしい…。｣

光｢一緒に入るの！行くよ！｣

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