・ ページ49
「はーい!お疲れ様でーす!」
『あっどうも』
にしても久しぶりに滑るから腕が落ちたのかと思ったが,そこまでではなかったな
「あっ,柊さんお疲れ様です!いや〜にしてもいい子が私の代わりを務めてくださってよかったですよ!
しかも曲のイメージとぴったりの美女…本当に良い原石を…」
「ええ,本当にそうよ…これほどまでに“性的な愛”が似合う18歳なんている?いやいてたまるものですか!おまけに上達も早くて…
いや〜でも本当によかったわ」
『?』
あの人たち,何を言ってるんだ?遠いから聞こえないわ
ていうか,この衣装のデザインやばくない?赤いのは好きだけど…背中がっつりと空いてるし,髪の毛も本番は後ろでお団子にするから首元も丸見えだし…
誰得だよって感じだけど,まぁいい
『(今日は帰って仕事しなくても済む!)』
残業ルート回避ってことに喜ぼう
なかなかにないぞ,休暇明けに残業ルート回避は
『ふぅ……すみません』
「ん?」
私はスケート場を滑って柊さんのところに行く
『この前髪って本番はあげなきゃいけない感じですか?ほら,片方すごく長いですし』
「あらー,それもそうね」
ツ◯ステのジャ◯ルのような前髪をさらりと掬いながらAは言う
「でも滑っているときに揺れるその前髪がいいんじゃないですか?最後の決めポーズも片目が前髪かかっているって言うところもいいし!」
「そうね!よし,本番はそのままよ!」
『あっはい』
この人,捻挫してるって言うのに元気だな
「よし,そろそろ練習に戻りましょう!ほら,さっき転んでたジャンプ,もう一回するわよ!」
『あっはい』
まぁ,今夜にご期待だな
__________________
牧「さてと…僕,ちょっと行ってきますね!」
敦「え,どこに?」
牧「Aのスケート大会♪」
そう言って牧水は鼻歌を歌いながら扉に手をかけた
谷「やっぱり楽しみ?」
牧「え〜そりゃ楽しみだよ!だってAのスケート,技術は勿論演技力が半端ないんだよ!」
太「へぇ,それほどいいものなのかい?」
牧「もちろん!特に今回のテーマはAにピッタリで…」
熱く語る牧水を見て,太宰は少し考え込む
太「よしっ!!今からみんなで一緒に見に行こう!」
「「「「は?」」」」
389人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨曇り侑(プロフ) - 椛さん» 嗚呼,それはオリキャラ達の口調の例?みたいなものです! (2022年3月25日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
椛 - あの、、、設定2にあるサンプルボイスというのはどういった物なのでしょうか? (2022年3月25日 20時) (レス) @page2 id: 9bee9bd17c (このIDを非表示/違反報告)
テンプラさん(プロフ) - うん…白風ちゃん。本格的に嫌いになってきた。まぁ悪意なしっぽいけどね!!! (2021年12月19日 0時) (レス) id: ac3994717f (このIDを非表示/違反報告)
あの - 牧水。救世主。神。探偵社夢主以外でド正論言える人。と読んでて思いました(^^) (2021年12月15日 19時) (レス) @page48 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 白風、、、こいつもう悪女だろ!?自覚なしの悪女じゃん!!つーかそのねっとりボイスがいいんでしょうが!!何で分からないの!?馬鹿!?あっ馬鹿だった、、、(((いやおいおい (2021年12月15日 17時) (レス) @page48 id: 108e4cfb5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2021年11月23日 17時