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ドカッゲシッ
裏山から響く鈍い音
そこには血だらけの少女が倒れていた
その周りには同い年の少年三人が彼女を見下していた
『ゲホッゲホ!少し落ち着いてくれたまえ!話せば…』
滝「うるさい,お前と話すことなんて一言もない」
喜「ねえ,此奴もう殺していーい?」
そう言いながら踏鋤でAの頭を殴った
『イッタ…』
当然,頭からは血がドクドクと出て,喜八郎に返り血が付く
仮面だって一部が欠けてしまった
喜「うっわきったな」
タ「そういえばこの前,天女様がお前に髪の毛を無様に切られてんだって」
『えっと…なぜハサミを構えているんだい?』
タ「こうするためだよ」
そう言いながらタカ丸はAの美しい髪の毛を切った
しかし
『おやおや,髪の毛を切ってくれたのかい?ありがとう,ちょうど切りたい時期だと思っていたんだよ!』
それを笑顔で返した
喜「…何でそんな呑気でいられるんだよ!天女様を虐めたくせに!」
そして喜八郎はAの首を絞めた
『カハッ!』
喜「ねえ,苦しい?苦しいよね?天女様の方がもっと苦しかったんだよ!」
『ちょっと…カヒュッ,力を緩めて…グエッ』
喜「無理」
外側では余裕があるように見せかけたが,実をいうとかなり苦しい
さすがに男の力には敵わなかったのだろう
滝「おい喜八郎,その辺にしておけ。殺す時はもっと苦しめて殺さなきゃ…」
喜「わかってるよ,行こうタカ丸さん」
喜八郎は乱暴に首から手を離し,2人とともにこの場を離れた
『ゲホッゲホ!ハー,ハー』
この咳と共に口から赤い液体が吐き出された
おそらくさっきの暴力でこうなったのだろう
しばらくAは自分の手に付いた血液を見ながら
『ふふ,ははははは!さすが忍びの卵!かなりの実力の持ち主!私は君たちを甘く見ていたらしい…』
彼らを絶賛した
『嗚呼,いつか彼らに
A・ピエールもとい百目鬼A
見ての通り彼女はかなり
狂っている
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神夜(プロフ) - はじめましてで申し訳ありません。この小説、とても面白かったです!狂ってる夢主、最高です!あの、ツイステの人たちと忍たまの人達のクロスオーバーみたいです!あと、裏切られて許さないっていうのも見てみたいです! (2023年3月26日 17時) (レス) id: b1f6fe7c8b (このIDを非表示/違反報告)
Neko(プロフ) - こうゆう話大好きです! (2022年12月19日 0時) (レス) @page34 id: dd386e9727 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 面白かったです! こういう感じの夢主ちゃんはあまり見たことがなかったので、ワクワクしながら一気に読んでしまいました。どのエンドも好きです! (2022年6月1日 7時) (レス) @page34 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマツちゃん(プロフ) - 忍たまとツイステが好きで見て見ました!なんか複雑な気持ちになったけど良かったです!また色んな作品を書いて頑張ってください!ありがとうございました。 (2022年5月5日 23時) (レス) @page34 id: 544b7ce66d (このIDを非表示/違反報告)
菜々美(プロフ) - こう言った感じの小説すごく好きです!あと、ケイト君の妹の小説も読みたいです! (2021年8月10日 3時) (レス) id: e9146d4eee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2021年3月27日 2時