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『あれ，』
さっきまでレモンと話していたのになんかよくわからない暗いところにいつの間にかいたんだけど
こわっ。って言うかさっき指に止めてた珍しい蝶々もどっか行っちゃった…
クソッ，今日2回目
ウォ「それではA・マーカスの最終面接を始める」
『！！』
バッと前を見ると高い位置で自分を見下している現イーストン魔法学校の校長，ウォールバーグ氏がいる
まさか最終面接もあったのか？
お願いだから勘弁してよ，こいつとは人間とはあまり喋りたくないんだよ
レモンはある意味恩人だから大丈夫だけどさぁ…
ウォ「まず最初になぜ我が校を選んだのか聞こう」
その質問に私は即答できない
なぜなら理由が不純だからだ。死にたくないからここにいる，生きていたいからここにいる
私は嘘がへたくそだから取り繕えないんだよ
「何を黙っているんだ？」
「もしかして何も考えずに遊び半分でここにいるのかしら？」
昔は一体何を言っていた？なんで合格できた？わからない
でも答えるしかないよね
『あの，私は嘘をつくのはへたくそな方だし少し気が引けるので単刀直入に言わせてもらいますと
生きるためです。でなきゃ私に居場所はない』
「理由になっていないぞ」
「今年の受験生はどうなっているの？」
『理由がなきゃだめですか？一つ一つの行動に理由を後からつけるの苦手なので…』
ウォ「フォッフォッフォ，素直で大変よろしい。
生きるため，といったかな？イーストンに入れば生きられるのかね？」
『うーん………わからないです。私，弱いので。このまま世間に出されたらお終いなんです，だから、せめて普通の人間と同じように扱われたくてここにいます。
弱い人間の無駄足掻きと思ってもらっても構わないですよ.事実なので
でも弱い人間は強い人間を下までに引きずり下ろすことができるのですからまだ戦えるかなって，醜く地面を這いよってでも生きていけるかなって
賭けなんです，ここに入る事は』
妙に頭が冷えるのは何故だろうか，言葉もすらすらと出る
ウォ「………ほう？その目，彼奴のそっくりじゃのう…」
『はい？』
ウォ「いいや，こっちの話じゃ。
今までたくさんの新入生の最終面接を受けてきたものじゃがお主のような回答は正に初めて
では最後に聞こう，
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
『…！！』
彼女の目を見開くもすぐに口が開いた
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
