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確かこいつは……なんだっけ？何したんだ此奴？？
やっば全然覚えてねぇ…
まぁいいや，近寄らないでおこ…うわっ振動えぐっ
『……大丈夫だよね？私なら』
ここまでループして死んでしまうとはむしろ私は生きる才能がないと思う
神からの贈り物と言われた魔法もそんなにないし体質的に魔法を拒んでしまうとなれば固有魔法だけ使えるとしても極刑に値することがある
魔法不全者よりかは少ない《魔法を体質的に拒んでしまう体質》
今もなお極刑にすべきかそうしないべきにするかは今も魔法界で永遠に論争になっている
もし魔法量が平均的だったら極刑になる可能性は低い方だが，私の場合は固有魔法しか使えない
ばれたらほぼ間違いなく私の首が飛ぶ
そう考えると一つ前のループで首を切られたことを思い出してしまう，嗚呼ダメだ。まだ試験すら始まっていないのに震え上がってしまう
そんなAの状況を察したのか小鳥はそっと優しくAの手に頬を擦り寄せた
『！……ふふっ，ありがとうね』
そう言って小鳥を撫でようとした時，緑色の炎が上がった
「初めまして諸君，今回の編入試験を担当するクロード・ルッチだ。よろしく」
『えっ，あっ………』
炎に驚いてしまったのか小鳥は空へ飛んで行ってしまい，Aに行き場のない手が誕生した
ゆるさんあの男
確かこの後何かやらかすんだっけ？詳しい事は知らんけど。
マ「わざわざ火の中から出てくるとか熱そうだな」
『………………』
あーでもこのきのこ頭が関係していたことだけなら覚えている
ル「(あいつは絶対に落とす)
…コホン，ではさっそく1次試験を始める。全員席に着け」
席？そんなのどこにも，
周りを見渡していると急に地面から机が現れて空からペンと紙が飛んできた
随分と魔法からのパフォーマンスがすごいな，私はマジックショーを見に来たわけじゃないんだけどね
はぁ，とため息をつきながらAは席に座った
マ「最初から準備してある部屋に連れててってくれればいいのに」
やめろお願いだから黙っててくれ，一言一言喋るたびに私の心臓が鷲掴みにされる
いくら人生を何百回もループした精神年齢大人以上の私でもメンタルは弱いんだよ！！！
なんだよ，悪いかメンタルが弱くて！！
あーもうやだ泣きそう…しかもなんできのこが隣なんだよぉ…
頭を抱えるももう時すでに遅し
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
