ループする人生にピリオドを

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『やっっぱりあの……えと……マギアレ◯ード』




ラ「マギア・ルプスだ，いい加減覚えろ」




『……ごめんって』




あのあとこの水色頭……えと，ランス・クラウンの話を聞くと最近彼らの周りに起こる不可解な事全てはその組織のせいだっていうので，レモンの件もそれらと関わっているのではないかと言う結論に至った




そして今から調査とかに行くと言うことなので，私も行くことに…………本当なら絶対に行かないけど……なんか，人間としての情は失いたくない




『たかが学生ごときがなんでこんな……』




マ「カリカリしてますな，カルシウム足りてる？シュークリーム」





『いらないしなんでシュークリームでカルシウムが取れると……』




マ「えっ」




マッシュからガーン……というオノマトペが聞こえる




『もういいってその演出………分かったって食べるって』




マッシュからシュークリームを受け取り，さっさと食べてしまおうと齧り付きAはチラリと後ろを見る




フ「一人にしないでよぉ！」




ド「硬貨稼いでやるぜ！！」




不安だな




ド「！おい見ろよあれ！」



『ん？…レモン？』




でもなんか様子が…




ド「レモ……「おい待て」」




ラ「様子がおかしい」




だよね，同じ意見の人がいてよかった




するとレモンは人形のような動きで此方を振り向いた




それと同時に壁に隠れる




『またアイツかよ』




ホラーに出てくる人形ばっかなのアイツの趣味なの？




なんて眉間に皺を寄せてると例の女に弱いドットが震えてた



まぁ流石にこれはショックが




ド「レモンちゃんってだけで可愛いってことに気づいちまったよ俺は」




私の心配を返せよクソが




チッ，と今までの出来事の連鎖からなるストレスでの苛立ちからの舌打ちをしてしまう




フ「待って，どっか行っちゃうよレモンちゃん」





マ「追わなきゃ」






フ「彼処の角を曲がって行ったよ」




『そこ？？いやでも，ここって……』




ラットの脱出によってこの学園を何周もぐるぐる回ってきた私にはわかる，この先は行き止まりであると言うこと。でもここから僅かに魔力は感じる




ラ「これは魔法だな……ディスクロズ」




ランスは魔法によって扉を出現させた！！…のだが彼の魔力ではここで限界らしい




しかしこの男…マッシュが気づいたら筋肉でこじ開けた




『もう都市伝説でしょ』




フィ「僕もそんなことを何回思ったか」

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