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『別にお前がイウ”ル・アイを持ってようがなかろうが私のライフルを斬った嫌な人って印象は変わらないし……これ,高かったのに」



眉を顰めながら真っ二つに斬られたライフルを手に持つ



『ったく,この筋肉お化けが…筋肉お化けは1人だけでいいって言うのに』




「筋肉お化けって」




あの人の事ですよね??っと彼の頭にいるのはM.Bくん



『それに私,偏見で世間から意味嫌われるのって大っ嫌いなんだよね。こっちの気も知らないで,言うだけ言って去ってあとは自分だけのうのうと生きるとか

死ねばいいのに』




その瞬間,Aの目はギョロリと不気味に彼の方を向く




『ねぇ,お前もそう思うよね?そう思ってきたよね?』




「ッ,わ,私は,」




『なんてね,まぁそういう時期もあった。お前も苦労したでしょ宗教色が馬鹿みたいに強いこの国なんだから』




「えっ,」




急に雰囲気が変わったこと思えばまた元に戻るAに男は驚きっぱなし。いや,それよりもその発言…まさか彼女は…!!




何かのピースが当てはまった時,Aは再び口を動かす




『私はその目を持っていないから何も言えないけどさ,忌み嫌われる分。下に見られる分。舐められる分
私は強くなって生き抜いてアイツらを見返したい。アイツらの倍以上幸せに生きたい。ハッピーエンドで過ごしたい
いや,したいじゃなくてするね。私は』



ニシッ,と小悪魔っぽい笑みを浮かべAは改めて男の方に体を向ける。心なしか風が吹いてきて髪の毛が揺らぐ




『確か魔法を無効化できるんでしょ。この国は魔法に頼りすぎている場面があるから使い方を完璧にマスターしたらだいぶチートよ?能力は最高だと思うのに…』




むむっ,と考えるAに彼はポカンとしていた




「……貴方,タフですね。なんか聞いてるこっちも気が抜けます」





ふはっ,と軽く笑う彼にAは首を傾げながら言う




『ん?おぉ笑った。やっぱお前女子じゃないの?可愛いし』




「違いますっていつまで引きずるんですその話!!」




『ごめんって。……まぁ,私が言えるのはこれだけ。
私ができるのはお話だけで戦いたくないんだよ,それはごめんね。んっしょっと』




エミリコを抱えるとAはもう一度口を開く




『じゃあ私は行くわ。仮面を壊したのは悪いと思ってる。でも私のライフルを壊したからこれでおあいこ

今度会う時は平和に楽しくしようね』



その言葉を最後にAは踵を返した

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(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!頑張って描かせていただきますね!! (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます!!イラストですか!?!?勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします!! (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます!!自分,かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…!! (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2024年2月23日 17時

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