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「…それはお褒めの言葉って事で宜しいのですか？貴方の先日の戦いぶりを見るとそのライフルが必須とお見受け致しましたので。先手を取らせていただきました」
『………戦うのは嫌いな平和主義って私も言ったよね？』
エミリコの手を己の肩に回し，周りを見る
誰もいない，何もない。拳銃は使う事は可能だがライフルと比べると得意な方ではない
………いや，待てよ。とても武器ではないがこれなら…
「それにしてはかなり戦闘に長けた動きをされてらっしゃいましたがね。流石は一年で金の硬貨を4枚も手に入れた方。今日はそんな予定はありませんでしたが，偶然見かけましたのでね。少しばかり」
『五月蝿い，だから戦うのは嫌だって言ってんだろ』
冷静にそう言いながらAはその辺にあったほうきを片手に距離を詰める
「っ，！？」
『(ここだ)』
ふと男の目が仮面越しに赤く光った気がする
しかしAはそれを一切気にせずにほうきで彼の顔面をぶっ叩いた
『チッ，やっぱ完全に直撃する事はないか』
秒の速さで後ろに移動する男にAは改めてじっと目線を向ける
「……魔法なしでこの速さ，まさか貴方…アベル様との時も魔法なしで…」
は？なんで知ってるんだこいつ？私そんな動きも言葉も何一つ喋っていない
男の仮面を見るとひび割れが遅れてやってきて，綺麗に割れた
そんな彼の顔を見てAは驚きで動きを止めてしまった
男は慌てて自分の目を隠すも後の祭り
『………………なんだ，やけに女々しい顔してるな。もしかして女だったの？じゃあ顔攻撃しちゃってごめんね，怪我ない？』
「はっ？！わ，私はれっきとした男ですよ！！」
『あっ，そうなの？』
あれ，急に雰囲気変わったなこの男。もしかして気にしていたのかな，顔について
「……私の目を見て何も思わないのですか？」
『ん？…例の目じゃん。これはまぁ珍しい』
イウ”ル・アイだっけ？世間ではそんなに良い目では見られないけど赤と金って綺麗だよね
「えっ？いやもっとこう……マイナスの気持ちとかそういう…」
『え，そう見られたいの？変な人しかいないなこの学校』
「違いますよ！！」
あー顔赤くして怒ってる，面白いなこの人
『あー，まぁ冗談はさておき。私がそんな見た目一つでコロコロ印象変わる人間だと思った？』
心外だな，と呟きながらAはホウキを静かに置いた
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
