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『獣……そうですか，でも畜生と人間は違いますよ
確かにまぁ…強かったらその力を存分に利用するのはいいと思いますよ，何か強くなったのには努力が隠されているのですから。それぐらいの権利はある
でもしょうがない時もあるじゃないですか。特に私なんて才能も何もない凡人だし。弱いですもん
奪われる身からしたら溜まったもんじゃないですよ』
乾いた笑いを静かに上げながらAは這うように手を背中にあるライフルに置く
ア「弱い，君が？…よくわかってるじゃないか，そしてその発言……否定と見做すが」
『自分ではわかってるのに周りから言われるのって腹立ちますね。
確か硬貨狩りしてるんでしたっけ？私を呼んだ理由もどうせするでしょう？』
ア「…話が早くて助かるな」
『あぁ…私，なんで神覚者になりたいかって聞かれた時はあんなふうに答えたんですけど別になりたいとかそういう気持ちはないんです。
神覚者？神に最も近い？反吐が出る，私は神なんて信じていないのにね』
満面の笑みでそう言う彼女の顔はどこか影が落ちていた
『だから硬貨なんて必要ないはずだったんですが…少なくとも今のあなたにだけは渡したくない。だから私はあなたを阻止する。絶対に渡さない，この硬貨』
ばさりとAのローブが風に乗って舞ったと思いきや，彼女の手にはすでにライフルが構えられていた
戦いたくなかったが、ここまで行ったら後戻りはできない
今のアイツが神覚者になったらさらに生きにくくなる
ただでさえ呼吸してるだけでも処刑される私なのに。溜まったもんじゃない
ア「……そうか。君の高潔な血筋からしてわかりあえると思ったのに…残念だよ」
その瞬間，一体の人形が急接近して己の顔に蹴りかかる
『うわっ……いきなり顔かよ，失礼だな』
それを軽く避け，Aは顔を顰めた
『(アベル・ウォーカー…彼の指捌きからして次は…こっち)』
そしていち早く人形の来る位置を予想しライフルをバッドの容量で振り下ろし，一旦人形を再起不能にする
…嫌な予感もするから絶対に欠損だけはさせない。この人形は
『あの，これで終わりならさっさと……』
次の瞬間，両手首を固定される感覚に陥った
『……ところでお前，センスないって言われない？』
次はピエロの人形かよ，レパードリー豊富だな
チッ，と小さく舌打ちをする
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
