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『……わぁ,先日ぶりですね。あとこの手,離してくれます?せっかく手当てしてもらったのに傷が開いちゃう』




「そうでもしないと君は逃げるだろう?傷も安心すると良い,傷つけはしないから。今は,ね」




『……………』




嘘だろ,あの人形を持った毛先紫の人がマギ…なんとかに入ってる事ある???




でもね,1番驚きなのが




ワ「………………」




ワ『「(なんでお前がここにいるんだよ!)」』





まさかのわーす…先輩??もいる事




ワ「(ちょっ,おまっ……えっ?!何アドラ寮の奴が入ってきてんだよ死にたいのか!?)」




『(知りませんよ私って初めて知ったし!!!!何,先輩もよくわかる宗教みたいなやつに入ってるんですか!?誰が教祖で誰が神なんだよ!!!)』




ワ「(ちげぇよ!!色々とちげぇよ!!!なんかやばい宗教って勘違いしてるようだけど全然違うからな!?)」





『(もう私からしたらどっちでもいいんだよ結局ピンチって事にゃ変わらないんだし!!)』




アイコンタクトで会話する2人




この間僅か0、01秒




「A・マーカス。噂で聞いてるよ,うちの寮の子が大変世話になったね。礼を言おう」




『はぁ……』



しゅる,と自分の腕は人形の手から離れる。嗚呼痛かった




「他にも,君は金の硬貨を数枚会得したんだって?素晴らしいね,では問おう

君は一体なぜ神覚者を目指す?」




『え,』




それを言われたら困るって……別になりたくてのし上がってるわけじゃないし



それに例えなりたくてもさ?




『理由ってそんなに重要ですか?』




「…何?」



彼の人形を撫でていた手がピタリと止まる




『何が理由であれなりたいって気持ちさえあれば何でもいいじゃないですか,そう言うのに正解不正解なんてないのですから』




「ふぅん,ずいぶんと予想外の答えを出してくるね。感心するよ。でもね,不正解だってあるんだよ。君は間違っている」




『何?』




少し不穏な空気が流れる。あーお腹痛い,今すぐここから逃げ出したい




「人間が何故栄えてきたか分かるかい?弱い種から奪い利用し、貪ってきたからだ
我々の本質は獣。高潔な存在だけが栄えていく…それが自然の理だ。

そのためにこの僕…アベル・ウォーカーがこの摂理を完璧に実現させようとしている」




そう彼が言った途端,心なしか嫌な風が吹いてきた。今にも後ろにある人形が動き出しそうで




Aはその迫力に少し圧倒された

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(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!頑張って描かせていただきますね!! (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます!!イラストですか!?!?勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします!! (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます!!自分,かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…!! (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2024年2月23日 17時

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