ループする人生にピリオドを

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ド「Aちゃんっていうのか，俺はドット・バレット！」




『……身内どんどん増えてくの何？少年漫画の主人公？』




まぁよろしく，と次はドットにお辞儀する




ラ「まぁ、とにかく。硬貨を持っていたら百発百中狙わられるから気をつけろってわけだ


マッシュ・バーンデッドだけじゃない，金の硬貨ならお前も持ってるだろう？A・マーカス」




『あー…まぁ…』





それがさっき合計4枚に増えちゃったわけだけど




どうしようかな，とAは悩む




マ「まぁ硬くならないで，ここはシュークリームを…」




『お前はもう少しカチコチになったほうがいいと思う』




マ「え」





＿＿＿＿後日＿＿＿＿




『やっぱいつ見てもキラキラしてて綺麗だなぁ…』




授業が終わり放課後，Aは校内を歩きながら金の硬貨4枚を眺めていた



こういうのは専用のファイルとかそういうのに入れて保管したいし何か特別感があってもっと集めたく…




『いやいや違うでしょうが私神覚者目指してないのに！！！』




ダメだダメだ，私気に入った物は集めたくなっちゃうから…危ない危ない




でもコレ，私が持ってても本来の意味を成せないからな…寮に寄付するか？




そう悶々と考えながら，Aは目的地の教室の前で止まる



そうそう，今日はちょっと実験室で少し研究したいことがあったんだよな




例の薬の試作品は完成したからさらに細かく……




いろいろと考えながら扉を開くと思ったよりも部屋が暗い




あれ，この部屋構造的に光が当たるはずなんだだけど……




え，何これ？




前を向いたらなんかやばい雰囲気を持った生徒たちがいる……ん？なに？ローブがレアンでよく見たら全員2本線……




……うん。なるほど？へぇ？




コレだいぶやっちまったやつ！！！！！




例のあの！！！えっと！！マギ…なんとか！！




『大変失礼致しました！！！』




これはまずい。こんな大人数の中，しかも全員実力者の中でいたらだいぶまずい




素早く踵を返して全力で逃げようとした途端，グイッ！とものすごい力で腕を引っ張られる




『ぇ……にん，ぎょう？』




何とも気味が悪い木の人形。まるで生徒のようにローブを着飾って




私人形出てくるホラーとか苦手なんだよもう！！




やめてくれ本当に！！泣きたくなる！！




「まぁそう慌てないでくれよ。せっかく来てもらったんだから」




聞き覚えのある声だなって最初に思った

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