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時間が進み，野外授業
昔一番嫌いだった科目である，そもそもなんで生徒をわざわざ危険に晒しに行くのバカなの？？
でも聞けば今回は巨大サソリの討伐，人間を相手にするよりかはよっぽどマシ
額についてる石を取るのね，OKOK
重要な部分以外全て聞き流していたら後ろから騒がしい声がする
五月蝿いな，お願いだからやめて欲しいなんて思いながら後ろを振り返るとキノコ頭たちが変な赤髪に絡まれていた
……うわっ，唾吐かれてる。ドンマイ
ん………？あれ，でもこの赤髪バンドの男，どこかで見たことあるような……
あっ，思い出した。確か編入試験の時の…！！
「それでは！！くれぐれも死なぬように，魔法士の卵達よ」
『ぁ，』
その教師の言葉とともにゾロゾロと皆森に入っていく
気づいたら私1人だけ取り残されちゃった
レモンやフィンはキノコと一緒だし………エミリコもなんかいないし，それでも別にいいや。私は1人でもできるから。
そう自分に言い聞かせ，Aは森へ足を踏み入れた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『うーん……やっぱりいないか』
キョロキョロ周りを見渡しても何にもない。まぁいい，安全第一だからね。おまけに森にはよく来ている，ここは私だけの知っている穴場スポット……私の居場所だから
そう思った途端，後ろから殺気が飛んでくる
空気が揺らぐ，己の体に大きな影が落ちる
嗚呼，間違いない
『あらいらっしゃい』
呑気に挨拶しながら流れるようにライフルを構えるA
目に映ったのは、金色の石を額につけた巨大さそり
銀の硬貨以上の強さはあるが所詮は畜生
『うおっと，怖い怖い』
表情一つも変えずにぴょんぴょんと身軽に移動しながら巨大サソリの攻撃を避け，0､01秒の合間を狙って引き金を引く
『はい終わり，じゃあありがたくその石……』
その瞬間，サソリは耳が痛くなるほどの高音で叫び出した
巨大サソリの習性として，己がピンチになったときに超高音ボイスを出して仲間を集める事がある
私はその事をよく知っていたからさ
『………しぶといね』
気づいたら周りには沢山の巨大サソリ。全員がこっちを向いている
『いいよ，そこまで言うなら相手にしてあげる
ここら辺の動物はある程度手懐けたはずなのになぁ……さて，新しく教育してあげる』
そう言ってAはもう一度ライフルを構えた
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
