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ページ25

『はぁ……』



レ「Aちゃん,大きなため息を吐いて……どうしたんですか?」




『ちょっとね…』




その日以来,例のあの子がめちゃくちゃ付きまとってくる




食事中昼休み中図書室で勉強中




もうホラーだろ,恐怖を感じたわ




レ「にしてもAちゃん,本当にすごいですよね!テストの点数いつ見ても100点!何か秘訣でもあるんですか?」



『暇さえあれば勉強!!』




レ「量も大切ですよね……勉強って」



あははと笑うレモンにAは《人生を何回も体験してるからテストの点数も100以外取らないとまずいんだよなぁ……》という罪悪感に揉まれていた




私の点数も実際ズルみたいなものだから



眉を下げながらそう思っていると,パチン!と大きな音がする




レ「わわっ!?な,なんでしょうか……?」




『……これは……』




音のする方を向けば,例の女の子を囲んでクスクス笑ってる女子生徒が数名




その子の頬は赤く腫れて体も濡れている




嗚呼,いじめか。すぐにそう感知することができた



レ「酷い……!!あの,何してるんですか!!やめてあげて下さい!」




レモンはその光景をすぐに止めようと声を出す




嗚呼,この子正義感強いもんな。その代わり愛もとても重いけど



話を聞けば聞くほどすごく彼女の愛の重さが伝わってくる。頑張れ,きのこ頭




「はぁ?アンタ何,部外者は黙ってくれる??」




レ「部外者じゃありませんし少なくともあなたたちのやってる事はいけない事なので止める義務があるんですよ!」




「なにそれ,うっざ…ちょっと引っ込んでなよ!!」




すると女子生徒は懐から何らかの魔法薬を投げてきた




ダメだ,その薬は……!!




答えを出す前に手が勝手に動く。




そに投げつけられた薬はレモンの顔にかかる……はずだった。液体がかかる寸前にAは手をレモンの顔の前に出した



『ッ……!』




「!?Aさ……!!」




レ「Aちゃん!?手が……!!」




ジュワッ,と薬のかけられた手を見ると皮膚が溶けて、筋肉が丸出し状態



痛いが首を斬られたときに比べたらだいぶマシ



『……レモン,悪いけど次の時間に行く教室に私の教材置いていって。先に行ってて,遅刻するでしょ?』




レ「え!?で,でも……!!」



『良いから。私はそんなに弱くないから大丈夫』



レ「、!!……わかりました,でもすぐに先生を呼んできますからね!」



そうレモンは小走りで去る

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(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!頑張って描かせていただきますね!! (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます!!イラストですか!?!?勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします!! (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます!!自分,かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…!! (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2024年2月23日 17時

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