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『あっ，先輩じゃないですか。……ども』
ついこの間意気投合した先輩と会ったので軽く会釈をすると腰にしがみついた子はワースを見るなり「ひっ，」と声を漏らした
「さ，サード……！？！？」
『え？なんて？』
ワ「ぁ？」
「ﾋｯ……！！！」
結局何を言うこともなく彼女はAから離れて小走りでどこかに行ってしまった
『…………なんかやらかしたんですか？痴話喧嘩？』
ワ「んなもんじゃねーよ，多分マギア……まぁあれだわ」
『はぁ………』
さっきあの子，この先輩を見てサードって言ったりマギア……って言ったり……一体何？
サード？……サンダル？マギア？……マギアレ◯ード？
でも、きっとこの話は将来の私には関係ないであろうからスルーしておこう。それよりも……
『ところであの子，お宅の寮の子ですよね？こんなことを言ってはなんですが……本当にレアン寮ですか？』
Aは思ったままのことを口にする
ワ「アイツなぁ……一応レストレード家の令嬢のはずなんだ，内部進学生だが元からずっとあんな調子だ。成績も落第ギリギリ，俺らの寮の中でもなんでレアン寮に？って疑問を持ちたくなるような奴だ」
『へぇ……えっ，レストレード家って超名門の家系じゃないですか。毎年優秀な魔法使いを輩出してるで有名な……！』
それがあの子？驚きで目が点になる
ワ「そ，でもその家系にもう一つの黒い噂があってな？」
『黒い噂？』
さすが貴族出身，いろんな情報持っているんだなこの人
話を聞く限り兄とは疎遠の状態らしいけど……なーんかその経験談には私にも既視感が……
なんて思ってるとその黒い噂の内容が彼の口から出て始めた
ワ「レストレード家。確かに実力は非常に高く優秀な家系だがその分いらない人間とわかった瞬間に切り捨てるスピードが異常なほどに早いんだ，良ければ縁切り，最悪の場合一族のサンドバック……なんてよく聞くもんだ。さすがの俺もちょっと同情するわ……」
『…………なるほど』
彼女は落第寸前，という情報からして彼女は家ではいい扱いなんてされていないだろう
だから偶然私に目をつけたのかな
ワ「俺からの情報はざっとこんなもんだな」
『あっ，ご親切にどうもありがとうございますワー……ワー……ワールドカップ？』
ワ「お前いい加減名前覚えろ」
未だ人の名前を簡単に覚えられないAちゃん
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
