ループする人生にピリオドを

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マ「謝るのはお前の方」



フ「……そ，そんなことしたら退学に……」




マ「………重要？それ」




『…………いや、ダメでしょお前の場合は…』




マ「やっぱまずいかも」



ほんとこの人ぴしっとカッコつけてるイメージがないんだよな



さっきのセリフすごく主人公っぽくてキラキラして見えたけど気のせいか




『って言うかコレ(キャベル)どうすんの？』




マ「ど，どうしよう…埋めたほうがいいかな？」




フ「(殺人鬼の考え……)」




なんてのんきに考えていたらとある男性の声が聞こえた




「やってくれましたね。」



「ファルマン教頭！！なんでこんなところに…！」




え，教頭？本当になんでこんなところに？




「私は彼のことを彼のお父様から頼まれていますから。一部始終見させてもらいました」




マ「一部始終見てたんなら…」




「この事を暴力事件としてフィンとマッシュ…それからA，お前たちを学内会議にかける」




『は？』



何言ってんだ？この老◯ジジイ




「少し考えれば分かるだろ。身分が違うんだ、君らじゃな
身分も違えば対応も違う。
そんなことも分からないのか、このバカが」




あ”ーーーー……無理だわ此奴、絶対にぶん殴る




コレで最悪なルートになってしまったらその前にこの銃で己のこめかみに鉛玉ぶち込んで人生再スタートすればいいだけなんだから



そこら辺の落ちてる石を拳に詰めてこのくそじじいに殴りかかろうとしたらきのこ頭が教頭に膝蹴り喰らわした




…….え？なんかさっきから私のやること成すことを先に越していくのやめてもらっていい？




マ「話が通じなさそうだったからつい…それに1人やったら2人目も一緒だし」




フ「『殺人者の理論！！！！』」




そして気づいた頃には教頭を地面に埋めて土をかぶせようとするマッシュ




もうめちゃくちゃだろ




「マージでやめろやめろやめろ！！きゃぁぁぁあああああああ！！！！」





『……あいついつもあんな感じなの？』




フ「うん……基本ずっとあんな感じ」




『お前……大変だね』




さすがに同情するわ、頑張って欲しい。切実に




フ「Aちゃん……！！」




なんか「ツッコミが自分だけじゃなくてよかった」って顔されたけどどういう感情で答えればいいのかな




そう考えながらAとフィンはマッシュの行動を止めることなく唖然と埋められていく教頭を見ていた

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