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まぁあんなことがあったけど私は見事に忘れちゃったよね，キャベルとのお約束…いやあっちが勝手に約束してきたもんだから実際違うか
今後どうなるんだろってびくびくしてたらなぜかめちゃくちゃ絡まれる。なんで？？
ロ「でさ，この僕にかかれば大体の事は何とでもなるんだ。君も何か……」
『あはは〜』
たくさんループしてきた人生だからこそ得られるこの営業スマイルを見ろ，見事でしょ？
にしてもさっきから髪の毛やら顔やら耳やら…いろんなとこ触られるんだけどほんとにやめてほしい
けど対して私は面白くないからすぐに飽きるだろうと思って。それに魔法局のお偉いさんの息子に逆らって処刑とかそんなふざけた理由で死にたくないから今は放っておいてる
ロ「君は顔も良いし頭も良いし…まさに理想の女だよ。どう？僕のものになる気はない」
自分の髪の毛を掬われ，勝手にイジイジと遊ばれるのを見てAはただ冷めた感情になる
お前のような裏表の激しい人間は大嫌いだし恋愛する気なんて一切ない
その言葉をグッと飲み込んでAは苦笑いで口を開ける
『えぇっと……お気持ちは大変嬉しいですが…私は誰かのモノになる気はないですし貴方にはもっと良いパートナーが…』
ロ「ん？僕にとっては君が出会った中で1番良い女だし付き合ったら何でもさせてあげるけど」
お前振られてるって自覚ないの？クソ，これだから権力者特有の甘々教育は……(※個人の偏見です)
『いや，あの本当に良いですから』
彼の手を払ってAは踵を返してどこかに行こうとする
ロ「まだ話は終わってないんだけど」
だがロイドはソレを許さずグッとAの腰に手を回して引き寄せた
『ひっ………！！』
やめろやめろキモいキモいキモい！！そんな気色悪い体温で私に触れるな…！！
ピキリ，と自分のおでこに青筋が立ってるのが分かる
硬貨争奪戦以外での決闘は禁止？？知るかそんなもん，これは正当防衛だから
背中に忍ばせているライフルに手を伸ばし，この男の頭をかち割ろうとした瞬間，誰かがAの腰に回していたロイドの手をガッシリ掴んだ
「あの。やめてください，その子…困ってますよ？」
その声に淡々とした口調
嗚呼間違いない，この世界の主人公様だ
マッシュ・バーンデッド
『ははっ……』
乾いた笑いが出る自分の喉を無意識に押さえてしまう
絶対に関わりたくなかったのに
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
