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『なんっとか合格できた〜…』
肩の力がふと抜ける
私のような人間でも合格できるんだ……そう思うと心臓のバクバクが止まらない
にしても最後の質問…
“お主はこの魔法界の在り方についてどう思う？”
なんだよ，ここまで的確を尽くす質問は
まるで私の思考を全て読み取られているかのように不気味だった
嗚呼，嫌だ嫌だ。あの爺さんはいつまでたっても苦手だな
なんて思ってると寮わけの時間がやってくる
どうやら骨のユニコーン的なやつの角の触れたらいいらしい
「次！A・マーカス！」
どうか普通の寮でありますように
はい，と力なく返事してユニコーンの前に立つ
「ふむ……君は勤勉でありながらそれに相応……いやそれを遥かに超えた知識量がある……よってオルカ……ん？」
ユニコーンの言葉が詰まる
何故なら
『(普通の寮にしないとぶっきるぞ骨風情が)』
Aがエグいほどの圧をかけながらこっちをガン見しているからなのである
「(えっ……待って今私骨風情って言われた？？これでも数百年ずっと寮わけ担当してるんですけど！？ていうか初めて脅されたんですけど！？)」
『もし変人しかいない寮にしたら締める』
心なしか角を握る力も強くなる
「ひぇっ……へ，平和に暮らしたいそしてまともな人に囲まれたいという君はアドラ！！アドラ寮だ！！」
「「「(なんか願望で寮が決められてるーーーーーー！？！？)」」」
『そこってやばい人いないの？』
「比較的にはいないぞ！みんなマイペースな人ばっかりだ！」
『………良し』
「(ほっ)」
もし彼女の脅しさえなければ彼女は立派なオルカ寮だった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「今日は最も基礎的な魔法，鍵を開ける魔法を習得しましょう。《オプティアース》」
そして始まる授業
教師が何やら教えてくれてるけど固有魔法以外使えないしそもそも固有魔法自体使うことにリスクを感じるからさ
こうするしかないか
そしてAはスッと懐からピンを取り出し素早い速さでピッキングした
カチャン，と鍵が開く音と共に前からバキン！！って何かが壊れる音がする
『先生，開きました』
マ「同じく」
いや脳筋すぎるだろこの男，私のようにもっと柔軟性を持てよ
なんて思ってたら
「いや，テメェら，そうじゃ，そうじゃねぇだろうがよぉ！！」
同じように怒られた。不服
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壊(プロフ) - ……ラブちゃんめっちゃ関西弁喋っとるやん笑笑 (3月14日 16時) (
レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - 雨曇り侑さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！頑張って描かせていただきますね！！ (3月10日 3時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
永楽@めあたゃ愛す - …言葉選びにセンスを感じる…これは…伸びr伸びてたー(棒) (3月9日 22時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - ありさんさん» この作品を読んでくれてありがとうございます！！イラストですか！？！？勿論っていうか寧ろこちらからお願いしたいレベルです是非是非お願いします！！ (3月9日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - そこらへんの草さん» コメントありがとうございます！！自分，かっこいい女の子が好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです…！！ (3月9日 21時) (レス) @page1 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2024年2月23日 17時
