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ーある日ー
あー…すっごい体がだるい…
おまけに頭も痛いし咳も止まらない…
熱は,微熱程度だけど…
そういえば最近いろいろありすぎて全然寝ていなかったような…
ま,学校休む程度ではないと思うから行くか…
そして俺は重い体を引きずりながら学校へと行った
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
inメインストリート
前後撤回,やっぱり学校休めばよかった!
明らかにさっきよりも寒気もしてきたし,頭痛もひどくなった
ユウ「あ,Aちゃんじゃな〜い♡」
うわっ、今1番会いたくない人に会ってしまった…
しかも今のメインストリート,なぜか誰もいないから素のままで話している
『…何?今俺機嫌が悪いから話しかけないでくれない?』
ユウ「はあ?今あんたの機嫌なんて聞いていないのよ?」
『…で?用件は?』
ユウ「あのさ,アンタ本当に気持ち悪い.
だからさっさとこの学園を出てくれない?」
『は?』
何いってんのコイツ?俺だって出てきたかったらとっさに出て言ってるよ!
ユウ「だ・か・ら!あんたどうせこの学園を出て行っても誰も悲しまないでしょ?
どうせ一人ぼっちだし,早く私の目から消え去ってくれない?」
ボタボタボタボタボタボタボタボタ
ポタン
『…るさい』
ユウ「え?なあに?きこえな〜い♡」
『うるさいって言っているんだよ!!』
ユウ「え?」ビク
『ほんっとうにお前は…
今俺は機嫌が悪いから話しかけないでって言ったよね?
俺はもうお前のしゃべっている一言一句が大っ嫌い…
大っっ嫌いだ!』
すると,メインストリートは黒いモヤに包まれた
彼女のお面の内側からも黒いインクのようなものが溢れ出た
ユウ「ッ!(これは…オーバーブロッド⁉)」
突然のメインストリートの異変に人が集まった
もちろん,主要人物達も…
『あっははは!まさか皆が集まってくれるなんてね…
さて…俺の最後のショーの始まりさ!』
そして,黒いモヤから出てきたのは…
白いワイシャツに黒い燕尾服,黒い短パンに白黒のストライプのニーハイに黒ブーツ
シルクハット,白い手袋というまさにサーカス団の団長のような格好
紫色の美しい三つ編みの髪の毛を揺らし,いつもの変わらないピエロのお面をつけた
紛れもない,オーバーブロッドをしてしまったA・ピエタの姿であった
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みづき(プロフ) - またとんでもない神作品に出会ってしまった、わたし的にハッピーエンドとバッドエンドならハッピーエンドのほうが泣きました!! (1月16日 15時) (レス) @page49 id: 11b86a55d5 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ - めっちゃ泣きました。これからもこのような作品を作り続けてください (2022年12月28日 11時) (レス) @page49 id: c446d0bf5d (このIDを非表示/違反報告)
るる - ちなみに私はバットエンドの方が好きです 連続失礼いたしました (2021年7月20日 16時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 神作品ありがとうございます!!!!! (2021年7月20日 16時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
るる - グリムめっちゃ良い子……!!!!! (2021年7月20日 16時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 x他1人 | 作成日時:2020年10月14日 21時