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確かに金城剣という男は人間であり，先程のような考えをする“だけ”ならばよかった
だが，あからさまに態度と行動に出ていればいくらクライムコンサルタントという犯罪者であるAも引くのだ
『(やはり此奴は最初からいい印象は抱けないね)』
そして視線を金城から外し，軽く息を吐く
金「そんなに怒ることか？自分が殺人をしない自信があるなら堂々と残ればいいだろ？」
平「殺人とかそういう話じゃないでしょ！？貴方の人間性について言ってるのよ！」
金城「人間性？あのさ，平良
“多数のために少数を捨てる”，これは常識なんだよ」
平「なっ……」
『(“多数のために少数を捨てる”……コレは同感できるが…)』
皆が騒いでいると，銘苅が口を開いた
銘「ねぇ警察さん？一応聞いておくけどその“選別”とやらが終わるまで本題に入らないわけね？」
金「当然だ，協力する気のないやつに情報を共有する義理はない」
銘「あら，そう」
銘苅は堂々と扉の前まで歩く
銘「ま，あんた達はそのイカれた警察とよーく頑張りなさいよ？これ以降あんた達と顔を合わせる気も協力する気もないから一人で行動させてもらうわ」
その言葉を最後にパタン！と閉められる扉
上原「………ならば私も出ていく」
祷「う，上原くんまで…！？」
『(お，意外)』
まさかの予想外の人物が出て行くことに純粋に驚き，目を見開くA
上原「私はいつも私が正しいと思う通り行動する……理由はそれだけだ」
そして上原もこの場から去っていった
金「…他は？いるならさっさと言ってくれ」
その言葉に少し静寂ができる，が一人声を上げる
『あの，その前に質問があるのですが……』
金「なんだ？さっさとしてくれ」
Aだった。そして彼女は次の質問をした
『金城さん，貴方……
自分が何の濁りもなく正しいと本気で思ってるんですか？』
金「？無論そうだが」
『(……此奴正気か？)』
その言葉を吐き出したい気持ちを抑えてAは一つ咳払いをする
『なら，私も出て行きますよ』
平「え，Aちゃんまで！？」
比「も，森璃も此処から出てくのか？」
金「そうか，ならば今すぐここから出て行け。所詮お前もあいつらと同じだろう」
『(…警察って奴はどいつも此奴も…！)』
そう思いながらもAは笑顔のまま接する
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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ，その方の作品なら私も読んでいます！確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね？でも，ご報告ありがとうございました！ (2022年10月6日 15時) (
レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる？って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2022年8月23日 0時
