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銘「で,話しってなんなの?」




少し顔を顰めながらそう言う銘苅




友「その前にアンタどこに行っていたわけ!?」




銘「あら,廊下を調査していただけよ」





友利「そんなこといつでも出来るでしょ!?」





銘「だったらお友達ごっこしながら意味の無い招集かけることは今しか出来ないのかしら?」




友利「なら今すぐ消えろ!このメガネ女!」




『(ほんと翌朝から大きな声が出せるな)』




うとうととしながら二人の会話





暫く二人の諍いが続いてると……





金「静かにしてくれ,喧嘩するために此処に呼んだわけじゃない」





伊「そうですヨ!今は喧嘩よりも大事なことがありまス!
……さっき銘苅が,“他ならないアンタの話は聞く”って…いつの間にそんな親密な関係に…」





小「いやそれ今重要かよ!」





黒「……話して、金城くん」





黒川の一言で話は移る





金「切り出してくれてありがとう、黒川
みんな動機の件で大変だろうけが…知らせておかなければいけないことがある」




鳳「な、なんや?いまちょっと元気でぇへんから早く終わらせて欲しいんやけど…」







金城「いや、それについて話す前にちょっと確かめておきたいことがある」






上「…確かめておきたいこと?」





『………………』





目線だけを金城に移し,Aは軽く話を聞く体制に入る





金「俺は何に変えてもお前らを守るつもりだ
だがいくら俺がそう決断したところで殺人を犯す者が出ないとは限らない




だから,“選別”をしよう」





波「選別……?」





『っ,』





眉に皺を寄せて,Aは聞き続ける





金「ふるいわけをしようってことだよ,俺の言葉に従う人にそうでない人

何があっても俺の意見に従って、秩序を求める
そう約束してくれば、俺だって全力を尽くしてお前たちを守るつもりだ」






『………うわぁ』





真顔でそう発したAの声が周りの動揺や批判の声で揉み消される





小「も,勿論殺人なんて事は考えてないけどさ……
それってつまり、お前の命令に従わないやつは守らねぇってことじゃねぇか!
それのなにが“みんなを守る”なんだよ!」





金「……仮に,此処を出ていったやつは団体行動をする意思がない
いつでも殺人をする準備を、覚悟を持っている奴らだ


…俺がなんで犯罪者予備軍を守らなければいけないんだ?」







『(此奴……マジで言ってんのか?)』





金城の言葉にAは少し引いた

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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ,その方の作品なら私も読んでいます!確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね?でも,ご報告ありがとうございました! (2022年10月6日 15時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる?って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年8月23日 0時

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