・ ページ11
はっきりと言おう,私は今までやってきた犯罪行為を後悔したことは一切ない
人生をどん底に突き落とされた人間に殺人計画を売り,ずっと抱えていた復讐心を解き放つ,ただそれだけ
初めてこの手で人を殺めた時に公衆トイレで鼻歌を歌いながら血が着いた手を洗ったのはいい思い出であり経験だったよ
金「話をそらすなモノクマ!お前を操っている真犯人はどこにいる…!?」
一方その頃,金城がこの言葉を放った途端にカチ…カチ…と無機質な機械音が聞こえ始める
『(あ,この音は恐らく…)』
黒「っ!そこから離れて!!」
金「なっ……!!」
金城が一蹴りで後ろに飛んだ瞬間,爆音が体育館内に響き渡る
『(うわぁ……ステージが蜂の巣にされてやがる,あのカメラ…やっぱり……!!!)』
するとAは咄嗟に右に避ける
友「な,あっちにも1発飛んで…」
そう,どうやら弾丸が一発Aの方に誤って飛んできたのだ
Aの観察眼と反射神経のおかげで,やられたのは片耳に付けてあったピアス
そのピアスの飾り部分が何処かに転がってしまい,Aはキョロキョロと周りを見渡した
祷「も,森璃さん!弾丸が…ってあれ?いない?」
平「え?あ,確かにあの三つ編みの子が…ってきゃあ!」
平良が軽い悲鳴を上げたと同時に生徒たちが彼女の方を向くと……
『………ちょっと足元失礼』
なんと,さっきまで隅にいたAが平良の肩に手を置いて後ろにいたのだ
平「え?あ,あぁピアスの飾りね!ごめんね,あと少しで踏むところだったよね、」
『いえ,お気になさらず』
平「あ,」
すっとピアスの飾りを取るとAは飾り部分をぎゅっと握って耳に翳しながら元いた場所に戻る
そして,ぴたりと位置について手をパッと離すと其処にはすっかりと糸と飾りが繋がった,壊れる前のピアスがカランと揺れる
簡単に言おう,コレはタネも仕掛けもあるマジックだ
金「この野郎……俺を本気で殺すつもりだったのか?」
モ「そうだよ!今回は心の優しいボクが水に流してあげるけどね!!ついでに森璃さんに向かって誤って発射した弾丸のことも水に流してね!とぅいまてーん!」
『え,あぁ…はい,』
反省の文字が見られないモノクマ
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ,その方の作品なら私も読んでいます!確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね?でも,ご報告ありがとうございました! (2022年10月6日 15時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる?って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年8月23日 0時