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敦「Aさん……貴方は……」
『ん?なんだい?どうせ私ももうすぐ家に着く頃だろうから最後の質問位1つ受け付けてやるよ
ほら早く』
敦「っ!貴方の!!貴方の探偵社にいた頃の僕たちへの対応は……やはり全部演技だったんですか?」
『…………どうだろうな。私にはもうわからないよ,全部が
お前らに表していた感情も表情も,偽りなのか素なのか……混ざりすぎてもうわからない,わかりたくもない』
そう言ってAは少し目を伏せる
外から聞こえる大量の足音に耳を澄ましながらAは再び口を開いた
『……もういい,お前らのところにいるのも疲れた
私にはまぶしすぎると言うことがよくわかった,だから______』
「石川A!!お前を殺人罪,その他諸々の容疑で逮捕する!」
すると扉から出てきたのは異能力で攻撃されるのを防ぐために武装した大量の軍警がAを囲んだ
『はぁ……最初からこうなる気はしてた,そしてその銃をそんなに身構えなくても私は何もしないぞ』
「そんな事信用できるか!!両手を挙げて武器を捨てろ!」
『ハイハイ』
そう言ってAは小型ナイフ,拳銃,手榴弾などを地面に投げ捨てた
国「真逆ずっと仕事していた奴がこんなものを持っていたとはな……」
賢「Aさん……」
「よぉし,そのままついてこい……何か変なことをした瞬間にすぐに撃つぞ」
『あーわかったわかった,でもその前にあと少しだけ話をさせてくれ
………………別に私はさぁ,“他にも殺人を犯した人がいるのにどうして私だけ?”なんて女々しい事は言わねぇ,この現実を受け入れる
ただ次はこちらから質問させてくれ
“お前らにとって私は何だった?”』
敦「え?」
『分かり切ってることだと思ってるけどやはり知りたくなって……
捻くれている屑な仕事処理機だろう?はは,だからか……はは…はぁ……絶望的』
谷「!それは違う!」
『いやそういう慈悲はいい,もう分かってるんだ
っと,それでは別れの時間だ。そして最後に1つだけいいこと教えてやろう
私の異能力は体から武器を作り出す……そう言った
だけどそれは嘘,私の本当の異能力は……』
太「!君達,今すぐ…」
『血液の成分を操り,その中の鉄分から鉄製の武器を作る事だ』
そしてAが指を鳴らした途端,その場にいた軍警全員が体からカミソリを生やして死んだ
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黒灰白有無%(プロフ) - やっぱ何度見ても良い話!夢主と思考が同じ過ぎて惚れました 若山夫婦超好きですお幸せに 白風はマジでスッキリしました!!物語も凄く凝っていて面白いし感動しました何度も読みに来る程大好きです!絶対又読みに来ます其の内暗記します笑是からもずっと応援しております! (7月7日 5時) (レス) @page32 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
文スト黒バス東リベ推し - いやー社蓄で幼馴染みだけで心を支えてた人が幼馴染みから恋人に変わるっていいね (2022年6月4日 14時) (レス) @page28 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白 - 一から何回も何回も読み返しました!面白く素敵、感動的な話しで凄くお気に入りです!2人とも、結婚おめでとう😊末長くお幸せに、これからも応援させてきただきます! (2022年2月24日 6時) (レス) @page32 id: 6878d1877a (このIDを非表示/違反報告)
Neko(プロフ) - 壱から全て読みました!!!!ほんっっっっとうに語彙力吹っ飛ぶほど大好きです!もう結婚式が脳内再生されている。はぁ。もう幸せになりやがれ。(すみません)リアルで最後泣きました。本当にありがとうございます!!!!!! (2022年2月5日 6時) (レス) @page29 id: 406fb82a7d (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - 一話から一気読みしてきました〜!とても面白かったです!!元石川ちゃん、若山くんお幸せに! (2022年2月4日 3時) (レス) @page32 id: 9f53b410f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年1月2日 23時