貴方を僕にください。 (ページ7)

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バイト先でのお誘い(WN side) ページ7

゜

「ハックション！」

あー…風邪でも引いたかな…。
それとも誰かに噂されてる…！？
どっちにしろ今はどうでもいい。
もう予想はついてるでしょ？
そう、ヘヨンさんに会えるんだ。
バイバイした後もジェヒョンったらしつこくて、
まるで僕達が付き合ったみたいに
色んな事聞いてきたんだよ۹(◦`H´◦)۶
まあいいけど←

…

さて、そんなこんなで今はコンビニの前。
結構遅れちゃったけどヘヨンさんまだいるかな…。
とりあえず中に入ってみるしかないよね。

「ぃらっしゃせ～ぃ」

このやる気の欠片もない声はっ…！
ヘヨンさんだーーーーーーーー！！！！！！
いて良かったーーーーーーーー！！！！！！
落ち着け、自分！！！！！！

「Nチキください」

やっぱＮチキでしょ。
てかヘヨンさん僕に気付いてるかな。

「ぁーいＮチキですね～、
少々お待ち…」

気付いてない！まじかこの人！！
もう！

「来ました！ヘヨンさん！」

気付かれてなかったのが何かちょっと寂しかったから、思わずかぶせ気味に言っちゃった(￣▽￣;)
ヘヨンさん予想通りすごい顔してる。
『最後まで言わせろや』みたいな顔してる←

「わー、スチョンさん^^」

ほんと可愛いなあ…。
そうだ。今日はただ来たんじゃなかった。
ヌタバ誘わなきゃ。

「あの、この後空いてますか？
もし良ければヌタバ行きたいなって
思ってるんですけど」

あ、ヘヨンさんだいぶ迷ってる。
誘うの早すぎたかな…。
でもこんなもんで引き下がる僕じゃないよ！
ここは男見せなきゃ！

「僕が払います！」

どうかな…？

「いいんですか？^^
わー、嬉しいなあ。ありがとうございます～^^」

やった！！
よくやったぞ、僕！！！！！！

てかヘヨンさんたらヌタバに行ってる最中
僕のNチキガン見しすぎててめっちゃ可愛かった。
結局、半分あげた。半分こした。
一生分の運使い果たした気がする。

。