貴方を僕にください。 (ページ24)

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どうやって伝えよう(WN side) ページ24

゜

ユタさんと入れ替わりで、
ヘヨンが出てきた。

「…急にどうしたの？」

外に出てきたヘヨンは、何だか疲れてそうだった。
そりゃ疲れるよね…。ごめんね…。

「ヘヨン、ごめんね。
僕、ヘヨンの気持ち全然わかってなかった。
あの時、僕が急に帰ったから…。
君を…傷つけた。ごめんね…」

「うん。全然いいよ。大丈夫。
私こそ…昨日はほんとごめん」

昨日…？そうだ昨日…！
どうなったんだろ…。

「昨日…あの後どうなったの？」

「あー、えっと…まあ話つけてきた。
やっぱ私テヨンとはやり直せないって
ちゃんと言ってきた。」

よっしゃあ！

「テヨンさんは何て？」

「あー、まあそうだろうと思った
って言われた(笑)」

「そか。いや～、一件落着かなぁ？
良かった良かった！」

ヘヨンが笑った。
つられて僕も笑った。
思わず僕はヘヨンを抱きしめた。

「えっ」

「あああ！ご、ごめん！！」

まじでぇ…。何でこんなんばっかするんだよ…。

「ううん。全然いいよ。
むしろ嬉しい…」

嬉しい？え？何て言ったの？嬉しい？え？

「う、嬉しい…？」

「うん。めっちゃ嬉しい」

うわあああ！めちゃくちゃ可愛い！！！
だめだ！好き！！！！

「ヘヨン大好き！！！」

あっ。

。