貴方を僕にください。 (ページ3)

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学校でページ3

゜

「ヘヨン！起きなよ！！
もうとっくに講義終わってるよ！！
先帰るよ！！？いいの！！？」

「…ユナ、うるさい。起きてるから」

隣でギャンギャン言ってるのは
私の大親友のユナ。
中学からずっと一緒なんだ。
ほぼ私のお母さん←

「帰ろ帰ろー。
あっ、カラオケ行かない？」

「いいけど、あんたまた喉潰すんじゃない？
大丈夫なの？」

「いいのいいの」

なんて、たわいもない会話をしていたら

「ヘヨンさん！」

とか呼んでくる人がいる。
まあ心当たりはめっちゃくそあるんだけど。

「わー！ヘヨンさんだ！
覚えてますか？僕、スチョンです！」

やっぱりこいつか。

「覚えてますよ～^^」

すぐ帰らないしつこい客は誰しも覚えるもんだよ。

「あのあの、今日もいるんですよね？
さっきカラオケって聞こえたんですけど…」

あ、やべ。
今日もバイトあるの忘れてた←

「あっ、はい、ちゃんといますよ^^」

「良かった～。じゃあまた後で！」

「はーい^^」

「ちょ、あんたどういうつもりなの
あんた今日バイトあるの忘れてたの？馬鹿なの？
あ、いや馬鹿だね。あんたは馬鹿だ」

「馬鹿馬鹿うるさいな！！
私が馬鹿だってことくらい知ってるわ！！」

とりあえず忘れてたのは事実だから、
今回はスチョンさんに感謝するしかないね。
ありがとう、スチョンさん。
さあ、バイト頑張ろかな。

。