青の白雪姫10【オビ】 (ページ27)

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その後
カゲヤさんとエイセツどのは会いたがってた方達に会いに行った。私も一緒にどうだと誘われたけど断った。オビの所にも行きたいし

何より
私が居たら感動の再会！(？)にならない

あの二人が行くから意味があるんだもん

途中ゼン達にも会い、オビの部屋に行くらしいのでお供することにした

オ「うまいね〜〜〜〜〜」

ムシャムシャと食べるオビにキュンとする。オビも結構可愛らしいとこあるからなぁ

オ「けど何か豪華だね？」

リ「部屋に持って行こうとしたら
いろいろしてくれた」

オ「ああ。
それは出る前に礼を言わないとだね」

白「荷物は、まとめてある？」

オ「あるよ」

ゼ「悪いな。
おまえらまで一度戻ることになって」

白「いえ。香水の調査も進みましたし、リリアスで子細を調べて王城に渡すまで急ぎたいですから」

貴「エイセツどのとも一度仕切り直そうということになったしね」

オ「まあそれがいいよね」

ゼ「ウィスタルヘの報告と一緒に、兄上には俺からも手紙を書き添えておいた

で、ガラクどのがリリアスに来るそうだぞ」

え。と驚くリュウに白雪は「薬室長が！」と嬉しそうな顔で喜んでいた

そして

エ「失礼。馬の用意が整いました」

部屋に入ってきたエイセツどのに私達は支度の準備を始めた。
馬の所まで見送ってくれるらしいエイセツどのに一言お礼を言い、一緒に歩いた

エ「この期間で君達が居るのに慣れちゃったな。寂しくなるよ」

白「こちらもです。静かになりますよ」

貴「白雪」

違う、それは言っちゃまずいやつ。
ほら見て白雪。オビなんて笑ってるから

エ「…オビどの吹き出してるけど。
どういう意味、白雪」

白「口を滑らせました」

正直に答え過ぎだから！！！！

リリアスへと帰ってきた私達。
薬室前には沢山の人集りが

「だからうちに集まるなってば」

「取り次いで頂戴よ〜〜〜」

「はいはいはいよ。文句は俺が食堂で焼き菓子食べてる時にでも言ってくれ」

「言いづらいだろ！」

鈴「あっ」

追い払っていたのは鈴さんで、急いで帰ってきた私達を見つけては直ぐに中に入れてくれた

中に入ると
顔を本で隠してる人が椅子に座ってて、

あれは、

白「薬室長！」

ガ「正解！」