検索窓
今日:3 hit、昨日:29 hit、合計:4,971 hit

植物はお好きですか? ページ20

数日後


いつまで経っても来ないオビに私とリュウが迎えに行くことに

部屋に入り、ベットのカーテンを開ける





リ「オビさん。朝食だって」





ゴロンとベットで横になっているオビは、私達をゆっくり見つめ口を開く





オ「…………どこでだい?」

貴「同じとこ」

オ「だよねえ」

リ「昨夜も早く食べてすぐ出て行ったけど、調子が悪い?」

オ「絶好調だぜー」





ガバッと起き上がってきたオビはそのまま太腿に肘をつき、顎に手をあてた


まあオビにとっては嫌っちゃ嫌か





オ「ただちょっと人が多いんだよね」

リ「ああ。緊張するよね」

オ「そう」

貴「…じゃあ私達行くね」






バイバイと手を振るとガシッと手を掴まれた。掴んだのはオビでニッコリ笑いながら私を見つめている

な、なんでしょう?????






オ「リュウ坊!先に戻っててくれるかい?」

リ「うん。わかった」

貴「え?」






スタコラサッサと消えていったリュウに呆然としていると、思いっきり手を引っ張られ「んぉっ!?」と変な声を出しながらベットに倒れ込む


せっかく髪整えたのに…!!少しだけボサボサになったお団子に手を添え、オビを睨んだ




当の本人は笑ってるけどね!!!!!






貴「急に引っ張って何さ!!?」

オ「そんな怒らないでって」

貴「逆に怒らないと思う??」

オ「まあまあ。髪直してあげるからさ!」







グッと黙った私にオビは「ハイハイ、前向いてね〜」と私を前向きにさせ、後ろの髪を触りだした。まあ上手だしこれくらいで許そう…


「ご注文は?」と聞いてきたので「オビの好きなやつ」と言うと鼻歌を始めた。ご機嫌な事で…






オ「で、どうだった?」

貴「どうって?」

オ「怪我の事」

貴「あー、もう完治だって。白雪が回復の速さに驚いてた」

オ「ははっ。ちょっと見て見たかったかも
驚いてるお嬢さん」

貴「驚いてるっていうかあれは…」






スンっと何とも言えない表情だったかな








大怪我並にやばかったのも今は完治してるし、めっちゃ動けるようになって私としては嬉しいけどね
あの夜、カゲヤさんと話し終えた後にゼンに捕まって、こっぴどく怒られた。ミツヒデと木々にも


そしてツルバ達にも怒られた。大怪我したのは俺の責任だけど無茶していい事にはならないよ。とツルバが笑いながら言ってきて死ぬかと思った



目が、笑ってなかったから









後ろに居るオビにも怒られたけど

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かっちゃん | 作成日時:2023年5月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。