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エ「では困ったな。中に戻って君にそっけなくされ、A王女にも同じことをされては立つ瀬が無いし」
白「立つ瀬？」
エ「こう見えて私は、今 ウィラント指折りの縁談の的なんだ」
白「人気なんですね」
エ「まーねぇ
今度は皆の前で交際を申し込まれたい？」
またしても無言になる
エ「白雪！
これから時間をかけて互いを知ろう。
ほら そちらも興味深い連れがいるし、こっちのシュウも…わけのわからない奴だっただろ。つまり、私達には時間が要る」
白「………。それはど…」
白雪の口に花を当てたエイセツどの
エ「もてなすよ。赤髪の君」
白(うーーーーん……)
貴(うーーん…)
オ(うーん)
なんか違う、ような
そしてオビと共に先に中に入った。
まあ、エイセツどのに見つかったけども
すると使いの者がエイセツどのに寄って来た。そして数分後にエイセツどのの大声が
エ「白雪どの！シュウが具合を悪くして倒れかけたらしい。」
「シュウどのが？」
「大丈夫なのですかエイセツ様」
エ「ああ…。すまない取り乱して」
するとエイセツどのは私と白雪の手を握った
ん…………？私の、手、？？？
エ「白雪どの。君は宮廷薬剤師で
A王女。貴方は王女でありながら薬学に詳しいと聞いた
一緒に来てくれるか？」
なんで、私まで…？とりあえず頷きシュウどのが居る部屋へと皆で向かった
カーテンを開けると、シュウどのとリュウが
エ「シュウ。大丈夫か」
シ「ええ、まあ。胸が痛みます」
リ「白雪さん、Aさん」
白「リュウ」
貴「様子は？」
白「そういうわけで…」
貴「「今晩は体調が良くなる予定は無い」って」
木「演技か…」
白「はい。ですが私達が帰ると処方を誤ったとかの話にかるかもしれないので残ります」
ヒ「へえ。ルギリアもなかなか性格悪いね」
木「…Aも白雪も二人で話してどうだった？」
木々の言葉に眉間に皺を寄せた
貴「……全て演技かもしれないけど」
白「どちらにせよ…
「宮廷薬剤師」を出しに使われました」
貴「…同じよう「王女」も出しに使われた」
オ木((怒ってる…))
──────────黙っては帰れない
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2023年4月25日 16時
