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貴「連れが居ますので先に伝えて来ても？」
エ「伝えてあるよ」
貴「え？」
エ「シュウにね。
こちらを見ているようだし大丈夫」
向こうを見るとオビ達も私達を見ていて、なんかオビに対してニッコリ笑っているエイセツどの
オ「………。？」
とりあえずニコリと返すオビを見ていると、トントンとヒサメどのから肩を叩かれた
ヒ「─────────…。
では、楽しんで下さい」
貴「…。ええ」
え、嘘。それやるの……？？死ぬよ私
とりあえず庭の入口に連れて行かれた
エ「今日は灯りを入れているので綺麗なんです」
貴「そうですね」
"オビどのを向かわせます"
"そしたら……"
オ「A王女」
カツカツと寄ってきたオビに「オビ」と話しかけると肩に付けていたマントを取り私の肩に着せた
オ「外は少し冷えますでしょう。これを」
私の肩にそのまま手を置いたオビと目線を合わせた。そしてヒサメどのの言葉をリピートする
"A王女にも言っておいたから"
"エイセツどのの前で、A王女と"
"オビどのと"
"10秒"
"見つめ合うといいよ"
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お互い目を瞑った
オ「─────じゃあ中で待っています」
貴「ありがとうオビ」
10秒間よく持った私……！！！！！！
顔が、、、！！！！
オ「A王女をお願いします。エイセツ様」
エ「風邪を引かせたりする前にお返しするとも」
オ「後で白雪どのを向かわせますので」
エ「ああ。よろしく頼むよ」
庭に去った後の二人 ヒサメの所では
木「今のオビとA…。
ヒサメどのの指示ですか？」
ヒ「まあね。白雪君のエイセツどのを無下に出来ない立場を庇ったようだし
夜会で二人きりになりたがる男は警戒しないと。特にA王女はお相手がもう居るんだしね
庭に誘うくらい可愛いものだけど」
帰ってきたオビに話しかけるヒサメ
ヒ「やあ。情熱的だったね」
オ「どうも。A嬢が段々赤くなっていくのに笑いそうになりましたが
リュウ坊。ちょっと木々嬢達といてくれるかい。お嬢さんは一緒に庭に」
白「うん」
リ「わかった」
木「庭？」
オ「庭」
ヒ「浮気かな？」
オ「行ってきます」
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2023年4月25日 16時
