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エ「さあ!どの仮面がいい!?」
目の前に沢山置かれた仮面に引いてしまう私達。多くない？仮面……
シ「私も家から持ってきました」
エ「俺は出席の度 新調する派だったんだ」
へえ…と返す私達。そして仮面を取り、あんまり分からないけど眺めてみた
オ「リュウ坊！どれが俺に似合うと思う？」
リ「……？顔が隠れるならどれでも…」
オ「ごもっともだね…」
辛辣過ぎたリュウに一瞬で真顔になったオビ。きっとリュウは、仮面の良さというのが分かってないからそう言ったんだろうけど…
辛辣過ぎる。ちょっと私も心に……(？)
そして いよいよ夜会に向けて出発
リ「用心して…、気をつけてね
白雪さん Aさん オビさん」
白「はい！」
オ「リュウ坊も」
貴「気をつけてね」
リ「うん」
リュウ、シュウどの、ヨヅミさんはルギリア邸に待機。流石に皆で行くのはね…
暫しのお別れをして馬車に
エ「で。白雪はどうやって、ばれずに香水の調査をするんだ？夜会の衣装は持ってきてるけど」
白「衣装は念の為です。私は目立ってはいけないので。夜会で薬を仕込まれた時の対処の為、控えてます。Aも一国の王女なので危険ですので私と一緒に」
エ「───ああ。
そのつもりなら話してくれよオビどの」
オ「話してませんでしたっけ
俺とエイセツどのと、A王女、お嬢さん。
誰の領分で事が起こるか分からないって事です」
エ「…そうだね」
ベルガット領に着き お腹を満たすため宿に泊まる前に店で食事を
ざっと食べ終わった時にカラランと音が鳴る。そしてオビと音が鳴った方を見た
黒いフードを被っている者に「こっち」とオビが話しかけた。白雪は少し緊張気味
貴「もう一人合流しますので」
エ「え？」
「お邪魔致します」
ペコリと頭を下げた黒マントの方。私達は知ってるけどエイセツどのはまだ知らない
エ(どちら様？)
オ(ベルガット領での対処が領分の人です)
エ(顔が広いな君…)
注文している時に顔を覗いていたエイセツ
エ「……。なんか……見覚えが……。……」
そして べ！！！？と言い驚きを示した。
そう、もう一人とはツルバなのだから
エ「聞いていない………！！！」
オ「話してません」
貴「ややこしいので」
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2023年4月25日 16時
