殺害32 三日月side ページ33
三日月side
人間などこの世に必要ない
俺はそう思っている。
だが俺達がこうして生きているのは人間のおかげだ。
まぁ、誰1人人間がこの本丸で生きていいとは思っていないがな
長「………」
三「長谷部よ
何故、そんなに睨んでいるんだ？」
長「お前……
余計な事を言うな」
三「はっはっはっ
何の事やら」
長「とぼけるn」
三「まぁまぁ
一緒に酒でも飲むか？」
酒を掲げると、長谷部はため息をつきドサッと俺の横に座った。
長「はぁ……
ったく、勝手な事をしやがって……」
三「してないぞ
言っただけだ」
長「いや、腕掴んでただろ！」
三「はて？」
俺は酒を注ぎながら笑ってとぼける。
長「とぼけるな！
お前のせいで余計に怪しまれたじゃないか！！」
三「バレタか」
長「バレるは！！」
ぐいっと一気に飲み干す長谷部に俺は酒を眺めながら呟いた。
三「怪しまれる……か」
あの人間は俺達を怪しむ要素はあるのだろうか？
少なく共その気配は無さそうだ。
ああいうタイプはすぐ顔に出る。
あの人間は読み取りやすそうだ。
長「少なくとも、俺はあの人間を油断しない方がいいと思うぞ」
酒をまた一気飲みする長谷部に俺は笑みを浮かべた。
三「分かっておる
だからこそ俺達は人間を嫌うんじゃないのか？」
長「まぁな
あんな出来事……
二度と起こして堪るか」
またもや酒を注いでは一気飲みをする長谷部を俺は笑って見つめた。
あの時、俺は人間を試した。
どういう反応をするか。
面白半分でな
"主を……人間を殺す"
1人目の前任に耐えられなくなった俺達はそう決断した。
俺みたいな滅多に顕現しない奴は夜伽に使われ、弱い者、力無き者は容赦なく痛めつけ、折る。
俺達はそう決断した日から狂い始めた。
１つの歯車が足りなくなったのだ。
この人間は壊しがいがありそうだ。
そんな事を考えていると長谷部の手がピタリと止まった。
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もち明太子 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!! (2022年7月18日 9時) (
レス) @page46 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
ハルサメ(プロフ) - 中途半端気になるー！！！ (2022年4月16日 15時) (レス) @page45 id: 525c66bfda (このIDを非表示/違反報告)
いさき - Ｔ．Ｈさん» 黎さんが言ってたことは中途半端なところで終わったからでは？ (2019年11月17日 22時) (レス) id: 0a816d8080 (このIDを非表示/違反報告)
Ｔ．Ｈ - 読んで損した、という事は不快に感じさせてしまったのでしょうか？ もしそうなのであれば大変申し訳ありませんでした。読んでいただけただけでも幸いです。 (2019年10月31日 22時) (携帯から) (レス) id: d29be5eacf (このIDを非表示/違反報告)
黎 - 読んで損した (2019年10月28日 12時) (レス) id: fa5764651d (このIDを非表示/違反報告)
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