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私が入社した時にはもう結婚していたようで
薬指に指輪をつけていた先輩。
帰宅後大号泣したのは今でこそ笑い話だけど
好きという気持ちは薄れてくれなくて。
むしろ、デイリーミッションのように
私に話しかけてきてくれる先輩に
恋心は膨れていくばかり。
「 はーあ… 」
大げさにため息をついてしまったからか
隣のデスクの男がこちらを覗いてきた。
「 もお〜…大丈夫か？A 」
しげは優しい。
流星くんほどじゃないけど
この優しさにおちてる女の子たちは多い。
言ってあげないけど。
しげには先輩のことを全て話してあるから
この溜息の理由を勘付いてくれる。
「 ん…大丈夫… 」
声がかすれてしまった私の
背中をバシッと叩いてくれ
今日飲みに行こうと笑ってくれた彼には
毎日助けられている。
コーヒーを取りに行くついでに
他の社員の頭を撫でて回る先輩を
見ないようにパソコンへと向かった。
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れんこ - 最後まで読ませていただきました！個人的に濱ちゃん推しなので幸せになりました、、 (2018年4月7日 22時) (
レス) id: 3120da164d (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - のんちゃんの女体化てかがち天使やん！ (2018年1月26日 15時) (レス) id: 99256091e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 途中まで読みました！両思いキタコレ！！ (2018年1月21日 17時) (レス) id: 4790569c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑 猫
| 作成日時：2018年1月20日 19時
