#15 ページ15
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ご飯を食べながら、またも放られている
望のカバンを見るとなかなかの荷物量。
「 今日は泊まるの？」
「 そのつもり！！！ 」
当たり前でしょ？みたいな表情で
にっこり笑うゴールデンレトリバー。
私に彼氏ができるはずないと
思い込んでいるのか？この子は。笑
現にその通りではあるんだけど。
私より先にご飯を食べ終わった望は
いつもの布団を用意する。
頻繁にくるからと買わされた
狭いクローゼットの中にしまわれている布団を
えんやこらと広げ、私のベッドの隣に敷く。
「 ふう 」
「 ふう、じゃないわよ笑
当たり前かのように… 」
「 だって姉ちゃんの隣で寝たいし〜 」
まあ、可愛い弟だよね。
成人男性にしては甘えん坊すぎるけど。
布団に寝転びケータイをいじる弟を見ながら
食べ終わった食器を洗う。
洗剤で手があわあわなタイミングで
ピンポーンとインターホンが鳴った。
ああ、なんてタイミング悪い…
「 ごめん、望！出てくれない？？ 」
「 はーい 」
従順でいい子な望はタタタッと小走りで
玄関に向かう。
キッチンと玄関はそう離れていないから
話し声くらいなら聞こえるし大丈夫だよね。
そう思ったのに
「 あれ…ここって小瀧Aさんのお宅ですよね？ 」
というかしこまった先輩の声が聞こえたから。
頭も体もフリーズ。
へ？なんで先輩が…うちに…？
そう思っているうちに先輩は早口で
「 …き、今日小瀧さん忘れ物されたので
と、届けに来たんです…
渡してもらえますか？？じ、じゃっ… 」
と、凄い勢いで去っていった。
ドタタタタっと音を立てながら。
ゆっくりとドアが閉まる音がしてから
望がガチャリと鍵をかけ、気まずそうに帰って来た
「 なあ、これ俺まずいことした…？ 」
「 …い、いや…平気… 」
全然平気じゃないけど。
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すみません。少し内容変えました！
なんか腑に落ちなかったので…
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れんこ - 最後まで読ませていただきました！個人的に濱ちゃん推しなので幸せになりました、、 (2018年4月7日 22時) (
レス) id: 3120da164d (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - のんちゃんの女体化てかがち天使やん！ (2018年1月26日 15時) (レス) id: 99256091e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 途中まで読みました！両思いキタコレ！！ (2018年1月21日 17時) (レス) id: 4790569c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑 猫
| 作成日時：2018年1月20日 19時
