貴女がずっと好きでした。桐山照史

#24 ページ24

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「 はぁ〜、もう食べれへん 」









お腹をさすりながら苦しそうにしてるA









そんな姿さえも愛おしい









あれ、口の周り…笑









「 も〜、A、口にソースついてんで 」









お茶目やなあと思いながら

Aについてるソースを親指で拭い

何も考えずにぺろっと舐めた。









昔からオカンとかもふつうにやってたし

桐山家ではふつう。









Aもとくに気にした様子はなくて

あー、なんや、耐性あんねや〜って









耐性あるってことは他の人にもされたんかな、とか









そんなに意識されてないんか、とか









ネガティヴマンが発動してもうたけど









俺に残された時間は少ない。









勝負はもうすぐ目の前まできてるんや。









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