わかってるよ、そんなこと2

やっぱり、許せない。けど… ページ8

「澤村さん、東峰さん。それとスガさん。こんな夜更けに呼んじゃってごめんなさい。」


「い、いや大丈夫だ。それで話って？」

そう。私は三年生を捕まえて、私の気持ちを聞いてもらうことにした。



この物語を____終わらせるために。



「私はスガさんとは仲直りしたけど、貴方たちと仲直りするつもりはない」


「っ！なんで！」


「東峰さん。何より悲しかったから。
目の前で泣いてるのにそれを見て見ぬ振りして。


それがどれだけ悲しかったからわかりますか？


あとは、貴方たち2人と、お姉ちゃんだけなんです

及川さんと、矢巾さんたちには、もう怒ってないからなどと近づかないでほしいと伝えたし、田中さんと忠はもう許した。

でも、貴方たち2人は許すことはできない。

澤村さん。私はもう貴方の話が絶対なんて思えない。

貴方が正しいと思うことは時に人を傷つけることになるから

確かに私は、トロかったのかもしれない。

でも、だからといって許すことはできない」


「Aっ、ごっ、ごめんね、ごめんね」


「悪かった。」


「A…俺は許してやってほしいけど、何も言えない」


「でも、でもね？許すことはできないけど、また一から仲良くなれたらなって思ってる。」


私だって、貴方たちが大好きで大切だから。


「っ…、ゔん！ゔんん""ありがとう」


「A、ありがとう」


「旭さん、大地さん、そんなに泣かないでくださいよ(笑」

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