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それからミカサに手伝って貰い、淡いピンクのレースのワンピースドレスに首には小さい真珠のネックレス。


少し高いヒールを履き…ドレス姿の私を見てミカサは「綺麗」とにっこり微笑んだ。


最後に髪をポニーテールにし、軽いお化粧と細かい花が散りばめられている髪飾りを付けてくれた。


鏡を見てみれば今までの自分じゃないみたいになっててびっくりする。


「…ミカサ…凄いね…。」

「…エレンのお母さんに色々教えてもらったからしてるだけ。それにAは元から綺麗だから。」


そんなの…初めて言われた。


嬉しくてついにやけてしまう。



「…ありがとう。ミカサ。私、頑張れそう。」


そう言うとミカサは微笑んで「良かった」と言ってくれた。



そしてミカサに手を引かれ部屋を出てエレン、アルミン、ジャンの前に行けば三人共固まってしまいじーと私を見つめてくる。


変…かな…?


ちょっぴり不安になっているとエレンが照れたように言う。


「…すげぇ…綺麗…。A、似合ってる。」

「っ…!ありがとう…エレン。」


照れくさくなってはにかみながらお礼を言うとジャンやアルミンも口を開く。


「見違えたな。すげー綺麗だ。」

「本当に。綺麗過ぎて見惚れてしまったよ。」

「っ…ありがとう。なんか照れくさいなぁ…」


恥ずかしくなりながらも口にすればエレンはニコッと笑って肩をポンと叩いてきた。


「…ようやく笑ってくれたな。やっぱりお前は笑ってた方が一番可愛いよ。」

「っ…!」


トクンッと胸を小さく音を鳴らしながらもそんなに笑って過ごして居なかったなぁと振り返る。


「よし、行くか!」

「エレン、お前らはちゃんとリリアを引き止めろよ。」

「ジャンに言われなくても引き止める。お前もヘマしたりせずAを見てろよな。」

「ハッ!死に急ぎ野郎に言われなくてもヘマなんかしたりしねぇよ。」

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ミント(プロフ) - 〇〇さん» コメントありがとうございます!甘く溶かされて…は別サイトで続きを書いています。別サイトはボードやメッセージ等で教えます(><) (2023年3月15日 17時) (レス) @page29 id: 55ce47ac11 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇 - 甘く溶かされて…のやつはいつでしょうか (2023年3月15日 12時) (レス) @page29 id: f0ee455632 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - Pppppさん» 遅くなってしまいすみません。ピンク編のですね!まだ執筆中でしてもう少ししたら公開する予定なので少々待って頂けたら嬉しいです(><) (2021年2月18日 0時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
Ppppp(プロフ) - ミントさん» ハンジの妹が…のピンクのやつです!お早い返事ありがとうございます。 (2021年2月17日 1時) (レス) id: efeec4cc5d (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - Pppppさん» はじめまして!コメントありがとうございます。パスワードの掛かってる小説ですがどの小説のパスワードでしょうか?題名を教えて頂けると嬉しいです! (2021年2月17日 1時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆ミント☆ | 作者ホームページ:http://s.ameblo.jp/mnto09  
作成日時:2020年5月9日 11時

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