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蝶 【切甘・リヴァイsideあり】 ページ42

___ 一花(ひとはな)には留まらない






月明かりが照らすある部屋の一室のベッドの上に男女が肌を重ね合わせていた。


「っ…はぁ…リヴァイ…」

「…A」


男の名を呼べばそっと頬に手が置かれ唇を重ねる。


熱くて、また唇から送られる甘い痺れに体が再び熱を帯び始める。


あの人類最強の兵士長が私を求め抱いてくれるだなんて…なんて幸せなことだろうか。


この人のキスや抱き方が好き。


包み込んでくれるこの力強い腕。


そして激しくも痛くは決してしない。


「…大丈夫か?」


必ず気遣ってくれて頷けば頬や額に口付けを落としてくれる。


だからもっと欲しくなるの。


「…リヴァイ…もっと…ちょうだい…?欲しいっ…」


貴方の首に腕を回し強請るように言うとフッと口元が緩み囁いてくる。


「…何だ、まだ足りねぇか?」

「ん、足りない…リヴァイはもう欲しくない?」

「あ?んな訳ねぇだろ。もっと欲しいに決まってるだろうが。」


そう言ってカプっと首筋に甘噛みしてきた。


「んっ…!ふふ…なら良かった…」

「チュ…てめぇが煽ったんだ、途中で嫌だと言っても辞めねぇぞ。」

「クス…嫌だなんて言わないよ。リヴァイ…」


名前を呼び両頬を両手で包み私から唇を重ねた。





私達は恋仲ではない。



肌を重ね合う仲。



ただそれだけの関係 ____ 。







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



事情の後、私はベッドから起き上がり隣で寝ているリヴァイに気付かれないように床に散らばっている服を取ろうとした時、パシッと手首を掴まれた。


「っ!リヴァイ!」

「…つれねぇな。もう行くのか」

「…うん、やることがあって帰らないといけないの。ごめんね。」


申し訳なさそうに伝えると兵長の眉がグッと顰め不機嫌になる。


「それは今すぐじゃねぇと駄目なのか」

「っ!…うん。今日中にはやっておきたいの。だから今日はごめんね。また今度の時はちゃんとリヴァイの側にいるから。…ダメ…かな?」

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ミント(プロフ) - levi1225mameさん» 最新話見て下さりありがとうございます!わああ(;_;)素敵だなんてありがとうございます泣嬉しいです(;_;)ありがとうございます!頑張ります!(><) (2020年3月13日 1時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
levi1225mame(プロフ) - …最新話見てたらどうしよう…素敵すぎて本当に涙出てきました…泣これからも応援してます泣 (2020年3月12日 3時) (レス) id: 2edd3a5158 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - levi1225mameさん» 遅くなってしまいすみません(TT)コメントありがとうございます!最高だなんて嬉し過ぎます泣!そんな事言って貰えて幸せです(>_<)これからもよろしくお願いします! (2020年2月4日 11時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
levi1225mame(プロフ) - 最高です。どの話もとても好きです。泣作品作ってくれてありがとです泣 (2020年2月3日 0時) (レス) id: 2edd3a5158 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - ミレーさん» ミレーさん!いつもコメントありがとうございます!私もリヴァイ兵長大好きです!本当に同感です! (2019年12月12日 0時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆ミント☆ | 作者ホームページ:http://s.ameblo.jp/mnto09  
作成日時:2019年4月26日 15時

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