５７ ページ8
流星side
望 ｢実は俺…小学校の時は全く運動も勉強もできひんくて、みんなからいつもバカにされてた。それが悔しくて死にものぐるいで勉強とかトレーニングをして…それでみんなから羨ましがられる存在になろうて思って…｣
小瀧は辛そうに、俺に全て話してくれた。
やっぱ、神ちゃんそっくりや。
神ちゃんも、１人で強くなりすぎてもうた。
そして、こいつも。
流 ｢なんか、神ちゃんにそっくりやな。｣
望 ｢…は？｣
流 ｢神ちゃんも最初は今の小瀧みたいに少し冷めてた性格してたんやけど、しげに話しかけられて俺らと仲良くなってからあんなに明るくなった。｣
望 ｢そうやったんか…｣
流 ｢やから、神ちゃんにとってしげは大切な存在やからおまえに手を出してもらいたくない。｣
最後は力強く言うと、小瀧は泣きそうな顔をあげた。
望 ｢わかった。俺はただ目立とうとしてただけなんや。神ちゃん先輩への気持ちも軽すぎたんや。｣
俺に言いながら遂に小瀧の目からはずっと溜めてた涙が零れた。
流 ｢小瀧…俺と友達にならへん？｣
望 ｢え？｣
流 ｢おまえには助けてもらえる仲間が必要や。大丈夫。俺がついてる！｣
小瀧にしっかり真剣な顔を向けて言うと、小瀧は片手で口を押さえて泣きながら何度も頷いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すー - 初めまして！この作品感動しました！これからも素敵な作品書いて欲しいです！ (2018年3月23日 11時) (
レス) id: 55a1e1089b (このIDを非表示/違反報告)
里衣菜(プロフ) - モンチさん» 初めまして！本当に嬉しいです！！これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2017年9月3日 7時) (レス) id: 50f12e5caf (このIDを非表示/違反報告)
モンチ(プロフ) - 初めまして！！この作品めちゃくちゃ面白いです！！これからも頑張ってください！ (2017年9月2日 15時) (レス) id: 800d585497 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：里衣菜 | 作成日時：2017年8月28日 7時
