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神山side




カフェで俺らはいつものメニューを頼んでたわいもない会話をして店を出た。





重 「いやー…食ったなー!」

神 「しげは食いすぎや、なんでパスタ食った後にデザート食うねん。」

重 「ええやん!そうゆう気分やったんよ!」






口を尖らせながら、しげは腹を押さえていた。






ほんまにアホなやつやな。






ほんまに、アホで熱いやつで…でも、誰よりも仲間思いで優しくて…






俺は本人こそ言えへんけどほんまにこいつに出会えてよかったと思える。






もし、この気持ちがしげにバレてしまったらきっと俺は失望される。






やから、この気持ちは黙っておくんや。






そう思った瞬間やった。






重 「神ちゃーん!!危ない!!!」

神 「え?」





ぼーっとしていたら、気づけば俺は赤信号やったのに横断歩道のど真ん中におった。






そして、しげの声と同時に俺の身体は前へ倒れ込み、物がぶつかる鈍い音がした。






俺は倒れた身体を起こすと、そこには歩道に突っ込んだまま止まっている軽車と道路のど真ん中で血まみれで倒れているしげがいた。







神 「しげ?しげ…しげ!!」




俺は倒れてるしげに近づいても、しげはピクリとも動かへんかった。





まさか……俺を庇ったん?





俺がぼーっとしてたせいで、しげが車に轢かれたん?





神 「しげ…しげぇ!お願い!!起きてや!!なあ!!さっきまでめっちゃ笑ってたやん!!」





俺がしげの身体を揺すってると、遠くから救急車のサイレンが聞こえて、2人の警察に引っ張られて強制的にしげから離された。

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すー - 初めまして!この作品感動しました!これからも素敵な作品書いて欲しいです! (2018年3月23日 11時) (レス) id: 55a1e1089b (このIDを非表示/違反報告)
里衣菜(プロフ) - モンチさん» 初めまして!本当に嬉しいです!!これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2017年9月3日 7時) (レス) id: 50f12e5caf (このIDを非表示/違反報告)
モンチ(プロフ) - 初めまして!!この作品めちゃくちゃ面白いです!!これからも頑張ってください! (2017年9月2日 15時) (レス) id: 800d585497 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:里衣菜 | 作成日時:2017年8月28日 7時

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