おでかけ ページ6
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今日はお休みということで将吾くんと一緒にお出かけすることに。
と言っても俺が服欲しくて買うのを将吾くんに付き合ってもらうだけなんだけど。
田島「おはよう。」
「おはよう、将吾くん。」
田島「服欲しいんだよね？どこ行こっかあ。行きたいところか行きつけのお店とかある？」
「俺のずっと通ってるお店が渋谷なんだけど…。今日平日の昼間だから多分人少ないよね？」
田島「どうだろう、でも変装してたら大丈夫な気もする。」
ということで、いつもより少ししっかりめに変装をして渋谷に向かうことに。
高校生の頃からずっと通ってる古着屋さんがあるんだけどオーディション始まってから半年ぐらい行けてないから久々だな。
将吾くんとは服の系統似てるし気に入ってもらえると思う、多分だけど。
渋谷に着いたけど、やっぱり平日でも人はいっぱい居た。バレないようにしないと。
お店に着くと、真っ先に仲良くなっていた店員さんを発見してその人に声をかけに行く。
「お久しぶりです、元気でしたか？」
『おー！お久しぶり！元気だったよ。あ、そうだ。デビューおめでとう！」
「ありがとうございます！知ってくれてたのびっくりだけど。」
『テレビめっちゃ出てるんだもん、知らない方がおかしいでしょ。久々に遊びに来てくれてありがとう。』
「来れてなかった分たくさん服買って行きますね(笑)」
こうして滞在時間は約1時間。
自分が気になった服を着たり将吾くんから「これ好きそうだけど、どう？」って言われたものを試着してみたりしたら予算以上になっていた。
明日から節約しよ、そう決意した1日でした。
田島「欲しいもの買えた？」
「うん。今日はいい収穫ばかりで幸せ。」
田島「そうか、そうか。Aが幸せなら俺も幸せだよ。そういや、この近くにおいしい焼肉屋さんあるし、久々に2人で焼肉行こっか。」
「おー！いいね。あ、ちょっと待って。財布の中身無いかも…」
田島「いやいや、A出さなくていいよ。」
「俺、将吾くん振り回すだけで今日何も出来てないから出させてよ。近くにコンビニあったらそこでお金下ろすし。」
田島「いいんだって！こうやって誘ってくれたことが嬉しかったし、ほら、好きな系統だったから俺だってたくさん服買っちゃったし。俺に奢らせて？」
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作者名：〆 | 作成日時：2022年7月5日 11時
